食べ歩きまくる難病アトピー性脊髄炎ブログ( Intractable Disease Atopic Transverse Myelitis Blog)

年間3000km以上ウォーキング(リハビリ)して沢山食べて生きている難病患者です。主に希少難病の存在や経過、散歩やラーメン類について語る!

『姫路城』をぷらっと観光して来たので軽く紹介して感想を語る。敵兵の気持ちになって歩くと防御力の凄さがよく分かる。天守閣に入らずとも満足できる散歩になりました。

こんにちは。
難病患者のそれなぁんです。


今回はなんと姫路城に訪れる機会がありましたので軽く紹介します!

兵庫どころか日本の、いや「世界の誇り」でも過言ではないだろう。
世界遺産なのだから!( ゚ー゚)


台風真只中に野暮用で兵庫に行く用事があったので今回は姫路城へ行くことができました。

台風は過ぎ去ったあとなので天気も回復してました。


いつもは新幹線から高速で姫路駅を通過する際に見えるので、『今日も綺麗だね(*^^*)』という感じで満足してました。

夜でもライトアップされてるので場所さえ知ってれば拝めるのです。


ですがこの度ついに世界遺産の名城を散歩する機会ができました!

お城は興味があるわけではありませんが、広島城、岡山城、名古屋城、小田原城等何ヵ所かは行ったことあるのでそれらと比べてどれくらいなのかは気になってました。


今回車で向かいましたが駐車場は広かったです。
でも混雑時にはすぐ埋まるようですね。

姫路駅からのアクセスが良いので公共交通機関を利用するのがいいでしょう。


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〒670-0012 兵庫県姫路市本町68


最初の門を抜けた所からまずは眺める。
遠目でも立派なのが分かるが、何よりも美しい。

白鷺城という呼名も納得ですね(*´-`)
真っ白です!

外のお堀では舟も漕いでまして、風情あってよろしい。



第二次世界対戦では二度の空襲に襲われたようですが焼けずに済んだのはまさに奇跡ではないか?

行ったことある名古屋城や岡山城とかは焼けてしまいましたからね~。

勿体ない話です。

空襲された町のお城は基本的に戦後に復元されたものが多いですよね。


なんでも空襲を避けるために当時は黒の網を掛けて偽装していたらしいです。

『黒鷺城』になってた時もあったということか?(笑)

カラー写真で見てみたいものです。


広さと高さのある石垣や周辺の櫓の姿、そして天守閣のセットはまるで巨大な戦艦のように見えます。

凄いカッコいいですが、攻める側からすると強そうでなんか弱気になりそうな気がします(笑)


もし私が敵兵ならば綺麗なお城に見とれている間に狙撃されるというオチになりそうです。

考えると間抜けだが…
当時の人達はやはりその辺の価値観が違ったのだろうか?

もしも狙って造ってたとしたらメンタリストも顔負けの策略家ですな?



この日はちょうど台風が過ぎ去った翌日なので、連休日の割には空いてたのが良かった。

普通ならあり得ないくらいの空き具合だったらしい。
それでも観光客は沢山いましたよ。


入場料は大人1000円なので値段はしますが、それくらい取って綺麗に残して整備していて欲しいですね。

世界遺産をその程度の値段で拝めるなら安いか?

子供は300円と何故か格安です。
遠足とかで行くんだろうな~羨ましい!


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見学の道は意外と急な坂や階段があったりとなかなかハード。

足腰の弱い高齢の人にはちょっと辛く感じるかもしれませんが、この造りも敵の侵入を防ぐためと考えると仕方ない( ´_ゝ`)

足に異常感覚がある人にもきついかも。
現に私がキツかったのだからな!

何回足をとらわれたか…


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ちょっとずつ近付いてくるとやはり迫力を感じるようになります。

途中に植えてある植物だったりと合わせて絵になるので見ていて楽しいですな。

桜の木も多くあったので季節により景色は変わるだろうか。

ちなみにたまに巨大なスズメバチが飛んでまして、ここでは世界最大のハチと世界遺産を楽しめる外国人観光客に喜んでもらえそうな場所だなと個人的に思いました。

記念に刺されるのはオススメしませんがね。


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側面には『狭間』と呼ばれる弓矢や鉄砲を撃つ穴が沢山あります。

形もバリエーションあるのは不思議ですね~。
意味があるのかな?

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こんな感じで写真を撮ってみましたが、手前の広場などしっかり見渡せるので狙い打ちするには不便はなさそうな印象です。


今の時代のスナイパーライフルとか使えたらもう無敵かな?

でも今の時代は空からも攻撃できるのであれですが…


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天守が近付くに連れてどんどん道幅が狭くなってきました。

攻められても一気に大人数が進めないような構造になっていましたね。

途中の道も分かりにくく、兵力を分散させる効果もあった模様です。

こういうのはやっぱりちゃんと考えられているんですね。



途中の入り口の門も小さくて頭ぶつけそうになりました。

昔の人は身長低かったからなんてことないのでしょうが、現代人にはちょっと高さが足りませんね。


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天守閣下の広場から。

実は諸事情で天守閣内部は見物しませんでした。

戦いのことを考え抜いて作られた仕組みを直接見られなかったのは残念です。


それでも物足りないという感じはしなかったのでそれだけ充実しているように思えました。

ちょうど修繕の工事をやってるのが残念!(*_*)
名古屋城行ったときはもっと風情がなかったし、ましな方かな?



何でも戦いの時は天守閣最上部に殿様が逃げるのが定石ですが、姫路城では一番左側の櫓部分に逃げていたようです。

こういうフェイクも考えられていたようですね。

知れば知るほどなんか恐ろしい城に見えてくるぞ。

『綺麗な薔薇には棘がある』なんて言いますしね。



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もうこれは文句なしのベストショットですよ!

昔持ってた世界遺産の図鑑の姫路城のページも確かこの場所から撮られていたものでした。

初めて来たのに何故か懐かしい気持ちにさせられました。

見上げるとやはり大きい!
天守閣だけで30m以上の高さ、さらに石垣があるわけですから…

岡山城や小田原城よりは壮大な雰囲気がありました。


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街の景色はこんな感じ。
いい眺めしてやがる。

真ん中辺りに大通りが見えますが、そこをまっすぐ進めば姫路駅です。

外堀から歩けば15分くらいの距離だろうか。

姫路周辺は姫路城を中心に考えた街作りになっている気がします。

姫路城様様だろうし扱いとしては当然なのかな?



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そして石垣の一部はやたらと綺麗な形に切られた物があるのですが、これは古墳の石棺から流用した物だそうです。

当時は石不足だったからだと。

貴重な古墳の史跡も沢山失われているという背景もあるんですね。

これは知らなかった(-_-)



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そして明治、昭和、平成の大規模な改築の時に変えられた鯱が保存されてました。

大正がないのは時期的な問題か?

大きさは大人一人分くらいの高さがあるのででかいです。

実に立派です!

平成は綺麗ですが、明治もあまり古さは感じませんね?
威厳を感じます!


そして姫路城で有名な怪談である『お菊さんの井戸』もありました。

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中は結構深くて15~20mくらいは深さあるかな?

中にはお金が沢山放り込まれているようでキラキラしてましたね。

『トレビの泉』か!
外国人はどうもこういう場所にはお金を放りたくなるようです。

でもお菊さんは喜んでそう(笑)


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普通の井戸も沢山あります。

敵に毒とか放り込まれないように内側に井戸を作っていたようです。

現在は10箇所くらい残されていますが、実際は30箇所以上の井戸があるようです。

籠城するには不足なし!



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こんな感じで一時間半くらいの散歩となりました。

すぐ近くに動物園もあったのはビックリしました。

城の隅々まで観光するなら三時間くらいは時間を見積もっておくと良いかもしれません。


常に混んでてうまく進めないことは珍しくないようなので、駆け足で廻りたいと考えてる人はタイミングを考えるべきでしょう。



次こそは天守閣内部をしっかり見物しようと思います。

次は新幹線でゆっくり来たいな~?


ではまた