今しかないと決めたらすぐに行動！
これ大事ね。
まあ、分かってても行動に移すのが難しいんですがね。
前回のマジキチお散歩はこちら。
皆様こんにちは。
先日は第五回目となるマジキチお散歩をやってきました。
長いし途中何度も面倒になってきてしまって記事にするのが遅くなりました。
実際は私のおんぼろスマホが限界だったという理由はありますけれども！
無事に変えられました。
新しくなったスマホは快適ですが、歩数計とかのデータは受け継げないのが残念。
まあこれからも変わらず積み重ねていきますよ。
今回の散歩は初めての形式で挑んだので今までの経験がそんなに活きなかった気がするが、肉体の悲鳴以外は大きなトラブルもなく終えることができた。
むしろ身体も思ったよりは酷くないので上手くいったと思う。
ほっ(・・;)
ﾃﾞﾓｲﾀｲﾓﾉﾊｲﾀｲﾃﾞｽ。
その形式とは…
- 100kmの距離を徒歩で行くこと。
- 一泊二日の日程であること。
最高記録は１日でも50km程度なのにハードルを上げすぎなのではとも思ったが、ここは私の意地の問題なのでゴリ押しでやってやりましたとも。
ステップアップとしては階段三段飛ばしレベルで無茶だったと思う。
そして今までは１日で完結させてきたお散歩を日を跨いで行うことで新たな境地に立つことを目的にしました。
ネカフェに泊まる理由を作りたかったのさ🎵
ということでその行程を軽く紹介していきます。
何かの参考になれば幸いです。
むしろ参考にしてみろ！(挑発)
午前０時横浜市内スタート！
日付が変わった瞬間に始めれば時間の経過も把握しやすかったし、むしろこの時間に出ないと夜中に着いてしまうからです。
今回は国道246号線をひたすら進みます。
分かりやすいので皆さんもすぐ実行できますよ。
静岡まで通じてるので便利ですわ。
ここは横浜市緑区にある長津田駅近くの交差点です。
ここからが実質スタート地点と言ったところ。
この時間は霧が発生していて20m先まで見渡しにくい状況でした。
早朝とか濃霧注意報出てたんじゃないかな。
幻想的できれいだったが
みんなよく車の運転できるな～と尊敬しました(・・;)
すぐ近くに『そば処 吉野家』があるのですが一度もそばを頼んだことありません。
そんなに好きじゃないからだけれども、美味しいのかな？
一応十割そばらしいが…
少し気になりましたが私は近くのサイゼリヤでｶﾛﾘｰ摂取しておきました。
エネルギー切れになると大変ですからな。
町田街道へ行くときにいつも通る道ですが、途中で東京都町田市に入ってしまうんですよね。
だからまた神奈川に入るとこういう案内板が出てくる。
流石は神奈川県町田市と言われるだけある！
この静岡と沼津の表示はこれからも何度か出てくるので覚えておいて下さい。
先に言っておくとゴールは沼津駅の一つ隣の『片浜駅』です。
今は数字を意識すると気が遠くなりそうなのであまり観ないようにしてました。
座間市に入りました。
この辺は歩いててそんなに面白くはないが、夜間の道路保守の工事が盛んに行われてました。
お疲れ様です！
そして海老名市に突入。
なんかこの辺から静かになりまして、車の通りもかなり少なかった印象です。
国道とは思えぬ雰囲気は新鮮でしたが不気味でもあった。
景色もあれだし車も人もいないとなると退屈でしかたなくなるんですよね。
もっと栄えてるイメージを持ってたが、それは駅前だけなのかね？
この辺りまではそんな感じが多かったが、相模川を越えてくるとまた活気が戻ってきました。
夜の川ほど怖いものは中々ないと思うのですがわかりますかね？
流れも速くて水量も少し多いくらいだったので
覗くのもこわかった。
台風の影響なのか知らんが、やたらヘドロの臭いが立ち込めててキツかったな～…
近くに牛でも飼ってるんじゃないか？というレベルです。
牛糞の香りみたいなね。
私から匂いが発生してるのかと思いましたが違ったようです。
川を越えると厚木市に入ります。
ここには家系ラーメンの名店『厚木家』があるんですよね！
一度しか来たことありませんし、近くまで来ることも滅多に無いので行きたいけれど…
今の時刻は4:00くらいでした。
やってる訳ねぇよな！？(°Д°)
残念ですがまたの機会にでも行きたいな～。
本厚木に寄る理由があればな…
そういえばあの時帰りは歩いて帰りました(笑)
つまりこの辺までは経験済みのルートということで、いよいよ未知の領域に突入です！
本厚木を越えて小田急線沿いを歩いていると地頭山古墳があるのですが、そこで思わぬ時間泥棒に遭遇。
天使降臨です。
４匹の野良猫が住んでいるようです。
そのうちのこいつは人懐こくて可愛かった。
寄ってくるし人懐こい(^o^)
片目が見えてなさそうでしたが、こればかりは仕方ないね。
なんですが、左の大きい猫は私にひたすら爪むき出しのネコパンチを繰り出してきます。
おかげで手を負傷しました。
三ヵ所くらい出血しました。
パンチじゃなくて斬撃ですねあれは( ﾟーﾟ)
そしてこいつらと戯れている間に…
夜明けです。
５時半くらいだったと思いますが、本当に時間無いのに足止めされてしまいましたわ。
独りネコと遊んで夜が明けるって、なにやってるんだろうと思いますよ。
人生初の体験ですわ。
よって先を急がねばならんが朝ごはんを食べなければいけません。
沢山薬を飲まなければならんのでね？
一応病人なので逃れられぬこと。
適当に探していると愛甲石田駅近くに吉野家があったのでそこで朝食を食べました。
朝は薬の量が多いので外で飲みたくないのだが仕方ない。
しかしなんと私が薬を取り出していると店員さんが何も言わずにお水を出してくれました。
親切ではないか！
温くなったお茶で流し込もうと思ってたのでありがたかった(^o^)
愛甲石田の吉野家すき…
ということで早足で歩きます。
伊勢原市に入ったところです。
遠くにあるのは大山かと思いますが、まだ紅葉は早いね。
でも立派な山ですし観光地でもあります。
日光を浴びると眠気も飛んでしまいます。
やはり人間は昼に動く生き物なんですね。
スタバを見つけたが開店してなかった(._.)
どんどん進んでいきます。
鶴巻温泉です。
初めてきたな～。
昔からの疑問なんだがここの温泉は評判いいのかな？
知名度で言えば箱根まで足を伸ばす方が懸命かと思いますし、湯河原にも温泉あるし…
伊豆とか行く人が多そうだけどどうなんですかね？
私の周りでも行ったことある人がいません。
もう少しで秦野ですが嫌な予感がする道です。
どんどん町が無くなって山と畑のみになってきます。
もう田舎道が続いてしまうのだろうか？
スマホの充電をしなければならないのに困ったものです。
こんなトンネルも歩かされるし、私以外ほぼ車ですよ。
ロードバイクとたまにランナーがいたくらい。
完全アウェイ！
ここで先が思いやられる展開になるのか？
しかしトンネル抜けたらこんな景色！
富士山がお出でになりました。
そして市街地も見えます。
秦野は田舎とは聞いてたが、これなら大都会名乗っても良いのではないか？
ともかくこれで体勢を立て直せそうです。
まっすぐ行くとマックがあるのでそこでスマホと私の充電をしました。
ハッシュドポテト久しぶりに食べたが最高ね(^q^)
一時間ちょっと滞在したのでバッチリです。
秦野の市街地を過ぎるともう険しい道のりが続きます。
こういう川の景色は良いですね。
向こうには小田急線が走ってます。
この辺りからは山の間を突き進む感じです。
いよいよ本番と言えよう。
家を出て10時間以上経ってやっと御殿場の文字が見えた。
一日目の目的地は御殿場の快活CLUBです。
やっと見えた目的地の文字をモチベに行こうと思ったが、途中には店もろくにないから休憩は期待できない。
自販機探すのにすら苦労しました( ´-｀)
松田駅近くに来れば御殿場線と合流です。
ここらは南足柄市ということでもうお察しの土地です。
間違いなく田舎！
開けた景色に変わるので少しは気分転換になるかと思ったが疲労でそんな余裕はなかった。
街から田舎に来るとこういうのどかな風景に癒されますがそれも最初だけ…
慣れると辛くなるだけ！
これも運命ね。
しかしここまで来たらもはや引き返す方が地獄なのは想像できるかと思います！
今の私には進むという道しかないのです。
ここからは川と山と谷をひたすら進むのでかなりキツかった…
家を出て12時間はとうに過ぎたのにまだ御殿場まで20km以上ある…
家から八王子くらいの距離か～(^_^;)
私の初めてのロングウォーキングを思い出します。
しかしこの絶望は言葉にできません。
暑いから熱中症にも注意しなければならないし、本当にここらが正念場みたいなね。
基本的に人が歩いて通るような道ではないようで、どうしても崖の際を歩かなければならない。
車が来るので端に避けたりしましたが、怖かったな～…
柵とかありませんからね？
滑ったらもう終わりです。
日が沈み始めると涼しかったのは流石森の中ですね。
15:30頃に静岡県に入りました！
もう感動というかゴールした気分になりました＼(^^)／
ここで帰ってもいいかな？なんて思ったりしてね。
おそらくですが、神奈川県横浜市から隣り合う都道府県で最も遠いのは静岡のはずです。
近隣なら山梨以外は制覇です。
もう私は帰宅難民にはなりません！
近くにLAWSONがあったのでカップケーキを食べましたがべらぼうに美味しい(笑)
疲労には甘いものに限りますな！
御殿場まで7km！
実はこの辺は丘陵地帯になってて登りが意外と多いです。
茶畑があったりしてまさにイメージ通りの静岡の田舎でした。
最後の最後でエグいことやってくれるぜ全く！
夕方には何故か知らんがオスプレイと思われる飛行機が二機飛んでました。
実は見るの初めてかもしれません。
訓練かな？
旋回してたし。
18:30に快活CLUBに到着！
迷って30分くらい放浪しましたがなんとか着いたよ！
本当に丸一日潰れました。
すぐにシャワー浴びてぐっすり眠りましたよ。
ネカフェなんて雑魚寝レベルの場所と思われるかもしれんが、
もうファーストクラスかと思うくらい快適でした。
平日なのであまり混んでませんでしたね。
ということでこの日の成果は…
73km！すげぇや( ｡ﾟДﾟ｡)
また一日の記録を20kmくらい更新しました。
でもこれ以上は特に求めることはないだろう…
もう私の足は逝きそうです。
というかもうイグッ！(T0T)
ということでお休みなさいzzz
なるべく体力を回復させます。
そしておはよう諸君。
ということで翌日7:00くらいにまた出発です。
i'm very very tired!!!
流石に疲れが抜けない…
当たり前だよな。
足の痛みは意外と大したことないんですよ。
これは嬉しい誤算です。
痛みさえなければなんとかなります。
眠気もないしコンディションは完璧！
しかも今日は30km弱も歩けば目標達成です。
余裕な予感しかしない。
天気も曇り気味ではあるが雨は降らない予報です。
心残りなのは御殿場に来ても観光できないということ。
アウトレットパークくらいしか知りませんがお買い物とかすれば良かったかな？(´Д｀)
荷物引きずって歩くのは無理だからわかりきってたことだが悲しいよぉい！( ｀Д´)/
このやるせない気持ちで馬力を上げて出発としましょう。
富士山がちらっと見えました。
このあとすぐに隠れてしまいました。
実は富士サファリパーク方面へ行こうとしたが、距離と天候を考え止めました。
富士山に近付くのは嫌な予感がするから…
昨日秦野で見た富士山より何倍もでかい。
ここまで歩いてきたんだよな～？
私の家からも見えるので尚思う…
私は一体何してんだろ？( ﾟーﾟ)(急に冷静)
ともかくスローペースで進んでいきます。
昨日と違いここからの国道はコンビニとか結構あるので補給には困りませんでした。
沼津まで20km程度、疲労はあるがなんとかなりそうという余裕があったので二日目は心穏やかにいきましたよ。
賑やかながらも途中は自然豊かな所もあり、バランスが良いなと思いました。
同じ景色が続くと精神的に辛いですから(^_^;)
動物注意の看板も二ヵ所でありました。
もっといくらでもそんなスポットあったけどな～？
見逃しただけかもしれません。
残念ながらいい出会いはなかった。
途中国道を降りて下道を歩いたりして住宅街を抜けたりしました。
人がいるだけで安心する気持ちが少しばかり分かりましたね。
ゴーストタウンみたいで全く音がしませんでしたが。
平和に数時間が過ぎていきます。
もはや退屈を感じるくらいに。
沼津までもう少しというところで国道1号線の案内が突然出現！
最後はそっちに抜けていかないといけません。
246ではなくこっちルートの方が楽だったかも…
沼津に近付くと飲食店も豊富になって栄えてる感じはありました。
途中１台だけラブライブサンシャインのバスを見かけました(笑)
東海道新幹線が見えてきたらそこで1号線に合流です。
久しぶりに高速で走ってる姿を見ましたが、あれなら数十分でいけるんだよな。
不完全燃焼みたいな気分になります(´Д｀)
新幹線に乗りたくなる。
もう少しというところで脚に激痛が走り、うまく歩けなくなりました。
ついに足が逝った？
歩道橋が憎い！( ｀Д´)/
けどここまで来ればゴリ押し可能なので大丈夫！
富士山が顔をだしてくれたのでもう一踏ん張りです！
こんなところにららぽーとがあると思ったら10/4openの新店舗でした。
ちょうどいい場所にあったのでお昼をここで適当に済ませました。
運命の出会いでしたね。
中は綺麗だが普通のららぽーとです(笑)
新しいお店の匂いがしました。
そしてそこから歩いて30分くらいでゴール！
片浜駅に来ました。
14:00くらいだったかな？
予定通りに無事終わりました。
ここからは小田原までいってロマンスカー乗って帰りました。
ロマンスカー安くて快適で良いですね？
そもそも電車っていいですね？
駅に着いたときの歩数計はこんな感じです。
29.6km。
ということは２日で歩いた距離は103.2kmなので目標達成！
死ぬほど疲れたが満足です！
特に何かあるわけでもないが、楽しかった気がする…
長くなりましたが無事終了しました。
あまり痛みも残らなかったのはシューズのおかげかもしれないな。
ウォーキングシューズにしてて良かったです。
前のボロ靴では達成できなかっただろうな。
身体の痛みだけなら前回の方が酷かったし…
よくわからんな。
今回は観光ができなかったのが残念！
そんな体力も余裕も時間もなかったからな。
もうお散歩というよりはただの耐久レース。
己との戦いという過酷な道のりでしたね。
次はもう少し余裕あるものにしたいな。
私のバカな挑戦はこれからも続く！
ではまた
