こんにちは。
首から下はどこかしらおかしいそれなぁんです。
それは主に感覚の話。
さらに言えば元々頭もおかしいです。
これは生まれ持った性ということで変えられないのが残念ですわ。
つまり今正常なのは首だけ…?
やばい。
そんな私だが、一応「ヘルプマーク」を付けています。
リュックにね!
最近は電車の優先席の部分にもヘルプマークについて書いてあったりして、街中でも付けてる人を度々見るようになりました。
年寄り夫婦が付けてたり、明らかに不自由していそうな人から私みたいに全く普通の若い人まで様々…
少しずつ世の中に浸透してきている感じが出てる気がする。
実際そのマークどこでもらえるのか?とか聞かれたこともあります。
赤十字関係か何かと思う人もいるようです。
ちょっと分かる。
けれどもそのヘルプマークを見かけたって意味を知らない人はかなりいるだろうし、どうすればいいかも正直分からんと思います。
私はヘルプを特に必要としない状態だが付けています。
正直に言えば手助けしてもらうのも嫌いな私がヘルプマークを付けている。
矛盾してるように見えるでしょう?(笑)
そんなら外せという意見はごもっともだがちゃんと考えあっての行動です。
別にこのマークが制度的に優遇されるとかそういうのではありません。
変なことや悪用しようとは思ってないですしそんな効力もありません。
けど、意味もなく付けている訳ではありません。
今回はその話について少し語りたいと思います。
ヘルプマークとは何よ?
そもそもの話ヘルプマークは何かを復習しておく。
このブログを見てる人は知ってる人が多いだろうけどね。
神奈川県のHPから引用してきた内容ですと以下のようになっていました、
義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークです。神奈川県でも平成29年3月からこのマークを導入し、東京都と連携して普及に取り組んでいます。全国的にもマークの普及が進み、紙製、木製など様々なタイプのマークが使用されています。
見た目では分からんが怪我や病気や障害で身体に制限がある人が周囲に伝わりやすいように知らせるマークということです。
素材も色んなタイプの物があるようです。
貰う際は基本的に手続きや書類は必要なし。
役所に下さいと言いに行けばその場で貰えた。
一人一つまでとはなっているが、誰でも貰うことはできるようになっています。
つまり別に強制的な力があるわけではありません。
配慮するしないは周りの自由です。
配慮しないからといって別にその人は何も悪くありません。
疲れてる時や体調不良のときもあるでしょうから。
ここ数年で導入されたということでまだまだな知名度なのは仕方ないですね。
さて、私は配慮が必要ないのでそもそも優先席に近づかないようにしています。
たまに声をかけて下さる方がいますが、「大丈夫です。お気遣いありがとうございます!」とお断りしてます。
正直なんだか心苦しいので避けるようにしているのも理由の一つなのです。
世の中捨てたもんじゃない、と青二才がほざく。
むしろ不意に言われても何故譲ってくれるのか一瞬分からないくらいです。
呆気に取られるとはこういう感じなのね…
何故付けているのか?それは「万が一の時の為」
そんな私がヘルプマークを付けている理由は突然痺れが出てきたりして身体がうまく動かせなくなった時の為にです。
実は退院直後に一度だけありました。
友達といたときに急に痺れに襲われて、もうその場で動けなくなってしまったのです。
桜木町のあの動く歩道の手前で…
あれは何だったのか?
そういう非常時は流石の私も座りたいとなりますが、何も付けずに例えば優先席に座ってたら「なんやこいつ」となりそうではありませんか?
それこそ目の前に高齢者が立ってたりしたら尚更ですよね。
そういう緊急事態の時の云わば保険の役割を持っているのです。
このマークがあれば優先席座ってても基本どうとも思われません。
あと強いて言えば、私は人混みの中でうまく機敏に動けなかったりします。
そういう時は誰かの邪魔となってしまっている可能性がありますが、ヘルプマークがあれば相手も納得はしてもらえるかと思います。
階段で苦戦したりしてても許してつかあさい。
そんな意思表示のアイテムでもあります。
手助けや補助は必要なしといえど、状況によっては自分が難病を持っていることを周りに知らせる方法が必要になります。
その為に私はヘルプマークを身に付けているということです。
多分何もおかしいことは言ってないと思うがどうでしょうか?
稀に「元気そうなら付けるな」みたいなことを言っている人がいるが、それは完全に的外れです。
見た目で分からない人が付けなければ意味のない物であることを知っておくべきです。
極端に言えば明らかに見た目で分かる人は付けなくても手助けしてもらえるかと思います。
大事なのはお互い歩み寄ること!
ともかくこのヘルプマークを通じて大事なのはやはり互いの理解や気遣いだなと私も学びました。
私も何かするわけでもなく、けど見かけたら少し意識したりしますね。
その心構えだけでもかなり違うかと思います。
そして私も電車で優先席とかに近づかず、席が空いてても立ってたりします。
そういう行動で「この人は放置で大丈夫だろ」と思わせるようにしています。
これも私なりの心配りに入るかと思います。
あくまでも明らかに助けが必要そうな人がいたら手を差し伸べるくらいでいいと思います。
それは何もヘルプマークの有無は関係ありません。
誰に対してもそうあるべきですし、自分がそういう状況になってしまった時にその有り難みを思い知ることになると思います。
少し長くなったが私が実際に身に付けて感じたことも学んだことも書けました。
私みたいな考えの人がどれくらいかは分からないが、少し参考になれたら幸いです。
余談だが、緑色の逆ヘルプマークという物があるらしい…
手助けが必要なのではなく、手助けしますよ!の印なんだとか。
私は両方付けてもいいが、周りは混乱しそうなので止めとこう(笑)
では皆さん、ご安全に!
ではまた
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