こんにちは。
普段何か調べものをする際はやはりインターネットですぐ検索する方が多いと思います。
便利な世の中で万歳ですね。
今はSNSで情報の取得も拡散もあっという間です。
SNSサイコー!
とはいえ普通に検索すると大抵トップに出てくるのはWikipediaが多い気がします。
流石ですな。
何事でも大抵Wikiが存在してるんですもん。
スゴいよな~…
素直に誉められる部分です。
けれどご存じの通り、誰でも編集できるので間違いが多くなるのが欠点。
Wikiを信用するなとはよく先生に言われましたね。
自分のこと書かれても間違ってることが多いなんて言ってました。
学校のレポートの課題で「参考にWikipediaの使用は禁止」と言われたことありませんか?
つまり便利だがその程度のものということです。
触りについて調べるならともかく、より深い、専門的な分野となるとやはり信憑性に欠けるかと思います。
そんな時に便利なのが「Googlescholar」なのね。
使ったことないなら使わないと損するよ。
知ってると得するやつです。
単純にディープに掘り進められるのが楽しいです。
ということで布教してみます。
Googlescholarとは?
「グーグルスカラー」と読みます。
グーグル検索を利用してる人は沢山いますが、
Googlescholarは「学術誌や論文など」の専門検索エンジンなのです。
Wikipediaだって引用や参考にはこういう記事が使われています。
だったらウィキペディアよりも利用価値あると思いません?
論文は結果や考察、根拠についてしっかり構成されているので信憑性が高まります。
何より公に発表している部分が大きい。
学会や科学誌とかで出したものがすぐ調べられるのはいいですね。
ただ実際に読んでみると何を言ってるのか分からないと感じることも多いけど…
これは自分の理解力や読解力の問題だろう。
それこそ有料や会員限定のサイトに入らないと閲覧できなかったりするものも多いのだが、その分一つ一つの内容の充実さは流石のものです。
それこそネットサーフィンが捗りますよ!
とりあえずブックマークしておくことをオススメしておく。
ということで検索エンジンの違いでどんな内容の差異があるか実際に見てみる。
勿論「アトピー性脊髄炎」に決まってるよな?
と言いたいところだが、大して変わりなかったので「脊髄炎」にしました。
これはあくまでもイレギュラーなパターンです。
普通にGoogle検索すればこんな感じ。
1ページ目をスクショしてみたら難病情報センターや医療系のまとめサイトやらがヒットしました。
まあ普通というか、特になんてことない。
難病関連ならやはりトップは同じことが多い。
ではGooglescholarで検索したらどうなったか?
内科学雑誌やJ-STAGEの学術記事が出てきました。
明らかに違うのは1950年、60年代の記事がトップに出てきてます。
かなり古いので今とは大分温度差があるように思えるが、普通のGoogle検索ではまずヒットしないでしょう。
大抵は新しいものかトレンドキーワードが多いかな。
実験のレポートなんかもありますね。
これも特徴的な文献かと思います。
横にPDFとあるものはすぐダウンロードして閲覧することができます。
検索オプションで記事の年代も選べるので、最新の情報も勿論検索できる。
同じ単語でも検索エンジンの違いでやはり出てくる内容に明らかに差があります。
状況に応じて使い分ければ情報強者になれるかも?
「情弱乙」と言われることなくなりそうです。
むしろこれを機に言ってしまえ。
それぞれをどう使い分けるか?
例えば「アトピー性脊髄炎」の場合で考える。
Google検索だとやはり難病情報センターとWikipedia、あとは単語が使われた適当な記事が出てくる。
単語の意味を簡単に調べるくらいならそれで十分です。
あとは同じ病気の人が何か書いたりしてないか?
何か新しいニュースはないか?
その辺かね。
一個人についてはやはりGoogle検索に限ります。
けどGooglescholarなら患者の具体的な例を効率良く調べることができます。
患者の年代、症状、入院の経過、リハビリの過程までを見ることができる。
他人の具体的な症例について知ることができるなんて中々ありません。
これが大変ありがたく、私の貴重な情報源であります。
Twitterとかではまず手に入らない。
私が求めているのはこういう話題なのです。
それこそ英語で「Atopic Myelitis」とか調べれば海外での研究結果やデータも分かる。
英語なのが問題だが、そこはGoogle翻訳でいけるだろ!(適当)
あれも全く信用ならないのが難点ですな…
という感じで、いかにもグーグルスカラーが優秀みたいな内容に見えるがどちらが優れているとかそういう話ではないんです。
使い分けてみると大変面白く有益であることを伝えたかったのです。
私もブログのネタを常にそうやって探してます。
気になったらすぐ検索です。
それこそイグノーベル賞みたいな真面目にふざけた論文が見つかるかもしれません。
ではまた