こんにちは。
好きでも嫌いでもない番組は「ヒルナンデス」のそれなぁんです。
三月に入り暖かくなってきたかと思えば凍える寒さになったり、全く付いていける気がしませんね。
暫しの辛抱でしょうか?
とりあえず気温差の変化だけは止めてほしい限りです。
さて、これからは気温が上がるに連れて冬眠から目覚めた生き物も見られるようになるでしょう。
ということはそろそろあの鬱陶しい羽音も聞こえるようになります。
蚊です!モスキートです!
いい思い出ある方いるだろうか?
いないだろうな。
そして蚊と言えばとある話題を思い出しました。
皆さん日常のふとした時に目の前に何か透明な物体が漂っているように見えたことありませんか?
まるでアメーバみたいな、理科の実験で顕微鏡で覗いた単細胞生物みたいな奴らがウヨウヨしているあの現象です。
イメージはこんな感じでしょうか…?
wikipediaのアメーバの画像を引用しましたが、これをもっと半透明にした感じですかね。
勿論こんなにウジャウジャ見えません!
だとしたら不便過ぎるな。
けどポツリポツリ見えることがあるという感じ。
形も丸かったり細長かったり様々。
それらがふわふわ動いていくのを見たことあると思います。
多分一度も見たことない人はあまりいないのでは?
あれは別に幻覚ではなく実際に見えているものです。
そしてその現象にはちゃんとした名前があります。
それが「飛蚊症」です。
今回はそれについて紹介したいと思います。
「飛蚊症(flying mosquito)」とは何じゃい?
「ひぶんしょう」と読みます。
英語もそのまま過ぎて笑ってしまった。
分かりやすくてとてもいいと思う。
まるで目の前を蚊が飛んでいるかのように見えるからそう呼ばれているのか。
私は別に蚊みたいと思ったことはない。
個人差があります故に…
顕微鏡で色んな細胞や生き物を観察したことあるとそっちのイメージがしっくり来るかと思います。
私がそうだから!
もう完全に微生物にしか見えませんもん。
むしろそういう奴らが見えているのだと思ってました。
ではその謎の物体Xは何なのか?
その正体は「硝子体の濁り」や「硝子体で浮遊するゴミ」がほとんどです。
濁りによってできる影が網膜に映ってそれが目の前に現れるというもの。
加齢によって起こりやすくなるのである日を境に気になり始めることがあるかもしれません。
ごみというのは剥がれた細胞片とか繊維のことで、硝子体の中でそれらがフワフワ浮いていることによって見える現象なのです。
ほとんど水分で構成されているので水中に漂うかのような動きをするわけです。
なので一定の場所に常にあるということはないです。
常に動き回っているはずです。
私も最初は気のせいとか幻覚でも見ているのかと思ったが全くそういうことではなさそうです。
こういう事実を知ったのは数年越しだったかな?
ふと思い出して調べた記憶があります。
こういう話題は面白いもんですね。
なんだか「ジョジョのキラークイーンのバイツァダスト」みたいじゃないですか。
そう思ったのは私だけではないはず。
あれは本当に眼の中に存在しているものなのです。
けど浮遊物が見えるからといって特に異常があるとかでもないので放置で大丈夫ですし、病気でもありません。
「生理的飛蚊症」と呼ばれているものです。
高齢者や近視の人も起こりやすいということでまさに私もそうですね。
今時近視の人が多そうなので意外と身近なものかもしれません。
けれど何事にも共通することの一つとして、例外もあるということです。
放置で基本問題ないが病気の兆候かも?見極めが必要!
誰でも見えるような物ではあるが、場合によっては何か眼の病気になっている可能性もあります。
つまりそこの良し悪しを見極めることが大事になります。
飛蚊症そのものが危険ということではないが危険のサインになっているかもしれません。
例えばどういうものがあるか少し紹介する。
- 黒い物が見えたり視野が欠けたりする
半透明な組織が見えるのは普通だが、黒い斑点が浮いていたりする場合は硝子体が出血している可能性があるようです。
流れ出た血液が黒い点々として見えるんですね。
それだけでなく、視野の欠けや歪みが出てくると「網膜剥離」を起こしている可能性があります。
傷付いてしまえばそれがそのまま常に視界に写り続けることになります。
放置すれば失明の可能性もあるのでしっかり治療しなければいけない。
少しの出血なら誰でも起こり得るが、量が増えたり続くようであれば要注意です。
黒ずんだり動きがない場合はゴミではない可能性が高いです。
- 感染症による飛蚊症
眼の病気というと「白内障」や「緑内障」を想像する人がいると思うが、その手術の際にバイ菌が入ることにより飛蚊症になるパターンも存在する。
せっかく治療したのにこれは救いがないですな。
今まであまり見えなかった物が突然沢山見えるようになった場合はよろしくないということですね。
この場合痛みとかもあるようなので何か異常があることはすぐ分かりやすそうだが…
菌が眼球に入り込んで視界に映るのは想像するだけで恐ろしいです。
いずれ視界を覆い尽くしてしまいそうなイメージがあります。
やはり放っておくと失明のリスクもあるので早めに治療を行うように気を付けるべきですね。
ただあくまでも飛蚊症そのものが悪さをするということではないのでそこは誤解しないようにすべし。
いつもと変わらないのであればあまり心配することはなさそうです。
私も十数年見えてるが、今のところは眼の病気になったことはない。
気にしすぎてもかえって身体に毒です。
神経質になる必要はないです。
いつもと違うなと感じたらすぐ眼科で診て貰うのがベストかと思います。
何もないならそれに越したことはありませんからね。
という感じで飛蚊症について軽く紹介しました。
どういうタイミングで見えるかは今も見極められてません。
強い光を見たあとだと起こりやすい印象だがどうでしょう。
あとは眼を擦った後とか?
個人差が大きい部分かと思いますが、眼に対する刺激が引き金になっていると思いますね。
日常的だけど名前の知らない現象は色々あると思います。
豆知識、雑学みたいで調べてみても面白かったです。
特に実際に自分が当てはまっているとどんどん深く入り込みたくなります。
今回は軽く触れるくらいにしておくとしましょう。
googlescholarだと1930年代の文献もヒットするので昔から馴染み深い現象のようですね。
気になったら是非検索してみて下さい。
ではまた