こんにちは。
ウォークマンよりもウォークしているそれなぁんです。
私が代わりに名乗ってもよろしいでしょうか?
そんなことを思った休日でした。
ここ数日かなり暖かいというか、薄い上着を着てるともはや暑いレベルです。
しかし夜になるとまた冷え込む。
服装の調整が難しいですな~?
そういう時は薄めで身体を動かすに限る!
結局ウォーキングに落ち着くんだなこれが。
さて、この日はそろそろ生き物たちが活動を始めるだろうということで今年初めて「新治市民の森」へと散策に行ってきました。
冬に行っても何も面白くないのでずっとセーブしていたが、いよいよ活動再開の時が来たようです。
誰も待ってないが言わせて下さい。
待たせたな!
さてさてどんな様子かな?
新治市民の森の景色が変わった?
来てみたらいつもの入り口がなんだか様子が違う。
いつもの緑で繁ってる薄暗い雰囲気が皆無です。
派手に伐採されてやがる。
まあ通りやすくなってるから個人的にはOKです。
けれどここは登りが急で道も悪いので迂回して別ルートから侵入を試みることにした。
やっぱコンクリート舗装された道が安全なのよね。
そして親子連れが多いこと。
これから増えてきそうです。
やっぱりスッキリしてるんですよね。
結構本気で草刈りやらを行ってたようでして、歩きやすくなった印象があります。
そして春らしい景色も沢山見られました。
植物は大して興味ない私だが、やはり彩りがあると少し気分が上がるものです。
風に乗ってほんのり甘い匂いが漂う、そして蜜を吸うハチの姿はまさに春です。
カップルでひたすら写真撮影に励んでいる方がいました。
こういう自然に囲まれた空間は貴重なので気晴らしにはうってつけかと思います。
てんとう虫の幼虫とサナギがありました。
もう成虫になるのか早いな。
アリもいるし、思ったよりも生き物は活動開始しているようです。
これはウカウカしてたら私も遅れをとってしまう。
別に遅れても何もならないが、何と無く足を速める。
我ながら意味分からんな!
この木は去年の真夏の夜にカブトムシフィーバーした場所です。
もう遠い昔のようですが楽しかったな~。
今年もまた捕まえに行こうと思います。
次は羽音にビビらないよう気を付ける。
ハチと区別つきにくいから本当に危ないんだよな…
夏が待ち遠しいですわ。
姿は見えなかったがカエルが鳴いてました。
種類は分からんがよく聞くやつでした。
メダカもいるしもう今からでも楽しめそうなくらいでした。
人が多いのは花を見に来たのか、生き物を見に来たのかどちらだろうか。
ともかくテンション上がってきた私は奥に進むのであった。
これから起きる災難を知るよしもなく…
災難は突然に…
ここからはいつも見に行く池があるのですが、この日は干上がっていて水がありませんでした。
ということであまりないチャンスと言わんばかりに足を踏み入れる。
岩をどかして何かいないかと色々探したが、面白いものは見つからなかった。
そして普段踏み込めない一番奥の沼に片足を突っ込んだ瞬間でした…
ズボッ!
ファッ!!!???(^q^)
一瞬にして両足60cmくらいまで一気に沈みました。
本当に焦った。
どれくらい焦ったのか?
少なくとも難病が発覚した時よりも焦りました。
冗談ではありません。
このまま出られなくなりそうになったがなんとか上半身を岸に預けて踏ん張る。
本当に杭を刺したかのようにピクリとも足が動かないのです。
田植えをやったことある人は想像できるかもしれないが、あれとは比べ物にならないくらいに泥が重い…
何とか片足だけまず脱出、そしてもう片方も何とか引きずり出しました。
靴は泥の底に置き去りです!
何とか落ち着いたら今度は靴を救出せねばならん。
地面に這いつくばって何とか引きずり出した。
五分くらいかかったかな?
この様である。
幸い人目につかないので私の失態の目撃者はいなかった。
とりあえずまずは近くの小川で洗濯です。
泥を泥水で洗い流すようなものだが、少しでも綺麗にせねばならない。
もう水道水とか贅沢を言ってる場合ではないのである!
こんな無様は散歩史で一番ですわ!
こんな時に写真を撮ってる私もどうかと思うが、そうしなくては伝わらないこともある。
そして不思議とこういう時は冷静になります。
ジャーナリストの気持ちを少し理解できた瞬間であった。
ともかく靴を小川にしゃぶしゃぶが如く、くぐらせて泥を落とす!
足も適当に洗い流し少し乾くのを草の上で待つ。
ここまで綺麗にするのが限界でございました。
思ったよりはキレイになりました。
石鹸が欲しいがあるわけない。
近くで人の声がするので身を潜めたりと忙しい。
メタルギアのスネークじゃないんだから…
見つかったら通報されそうなのでそこは死守しなければならないのです。
ともかくなんとか人目に出れるくらいにはなったかと思います。
事故現場を一応撮っとく。
まさかこんな底無し沼になってるようには見えないでしょう?
まあ地理を知っててこうなったので単に自業自得なのだが…
今回は本当に危なかった。
バランスを崩して顔から落ちたら間違いなく窒息死です。
自力で動けないでしょうから。
特に小さい子はそのまま埋まる説あります。
雪崩もこういう感覚なのかな?と少し考えました。
けど私が一番ホッとしたのは無様な死に様を世間に晒さずに済んだことですかね。
割かし笑えるような姿になっていたかと思います。
うん、そこが一番助かったと思いました。
死んでも死にきれん!
御陀仏するにしても見てくれを少しは意識してもいいだろう。
こんな状況なので勿論散策は中止です。
帰りはなるべく人気の少ない道を通って遠回りして退却しました。
こんな疲れたお散歩は久しぶりです。
辛すぎて死にそうになったマジキチお散歩は何度もやったが、本当に死にかけるお散歩は初めてでした。
いい経験になりました。
皆さんも森に行く際は気をつけて下さい。
特に干上がった池や沼は一度入ったら最期かもしれません。
反面教師それなぁんからのアドバイスでした。
ではまた