こんにちは。
先日の事故?で泥を被った右手が荒れて痒いそれなぁんです。
変な感染症になってないといいが、なったらもう仕方ない。
諦める!
ちなみにタイトルは「痛いと私はぶちゃくなる」のCMをオマージュしたやつです。
痛くなくてもぶちゃい奴はどうすんの?(煽り)
そんな最近は暖かくなったり寒くなったりとよく分からない気候だが、夏が近付いていることには間違いない。
神経難病の人達、特に脱髄持ちの人が恐れる季節がやってきてしまいます。
ウートフ徴候が本気を出す季節ですかね?
私は大したことないのでまあ普通に過ごすが、人によってはもはや恐怖しか感じない可能性あります。
聞いたことない人は何の話なのか分からないでしょう。
ということでウートフについて軽く紹介しましょうかね。
正直外で聞かれたり説明しようとしてもただ面倒なだけなのでブログで語る方がはるかに楽です。
この機会に豆知識的な感じで覚えてもらえると幸いでございます。
「ウートフ徴候」とは何?
ウートフ現象とか温浴効果とか呼び名がいまいち統一されてない気がするが、とにかくウートフと言えばこの現象を指すと思っていいと思います。
簡単に言うと体温が上がると一時的に神経症状が悪化することです。
発覚したのはMS患者が運動後に視神経症状の一時的な悪化が見られたことかららしい。
もう100年以上前のお話。
人により症状は違いがあるかと思うが、痺れや麻痺、痛みの悪化が多いのではと思います。
基本的に元々の病気の症状が悪化するのだが、ウートフで初めて出現するパターンもあるようです。
私はシビレとマヒです。
いつもは軽い感じで、痺れてきたな~という程度。
汗かくくらいの気温になると感じますね。
けど体温が上がり過ぎたり身体に熱が籠るとまともに動けなくなります。
指先まで完全に力が入らなくなったり…
一度だけそうなったことありました。
仕事中にね。
いやはや焦ったなあれは…
すぐ休憩に入って難を逃れました。
個人的に気温よりも湿度の方が厄介かな。
熱が逃げない環境はあっという間になりますね。
人によって感受性が違うようでして、熱めのお風呂に入れないという人もいる。
もし高齢の人が一人でウートフになったら溺死不可避です。
この場合年齢関係なく土左衛門になるかもしれません。
夏の外出だけで苦労するという人もいます。
まあ最近特に暑いからね…
私はそこまでではないので良かった。
夏でも歩きまくってました。
ウートフにならないとは言ってない。
多分普通の人は話を聞いても「そんなことある?」と思われるのではないかな~。
私は病気してから知ったことだが、もし事前に聞かされても信じなかったと思います。
夏バテとかと変わらんのでは?と思ってたかもしれませんね。
だって明らかおかしいじゃないですか。
私は夏が一番好きだが、一番怖いのも夏です!
ジレンマでございます。
でも嫌いになれないのよね~。
罪な季節ですよ全く。
ウートフ徴候は何故起きるのか?
意外と出てこないのがメカニズム的な話でして、大抵は単語の解説しかされてないパターンが多い。
神経細胞のナトリウムイオンやカリウムイオン云々の話だった気がする。
解明はされてないんだっけか?
私も覚えていない!
別にそこは興味の範囲外!
そもそも脱髄は電線が漏電してるような状態で伝導度が低下している状態です。
そして温度が高いほどその効率はさらに低くなります。
皆さんのスマホでも何でもいいですが、熱のこもった機器は動きが悪いですよね?
あれと同じと考えれば分かりやすいかと思います。
確か電気抵抗がゼロになる超伝導では超低温が条件の一つでしたよね?
人体とは事情が違うかもしれないが、似たようなメカニズムのはずです。
人間だって電気信号で動くんだから変わらん!
対策はシンプルに冷やせば治まる!
そんな厄介なウートフ徴候だが対処法は簡単です。
温度下げれば治まります。
つまり冷やすこと!
シンプルですね。
ウートフになったからといって病気そのものが悪化するのではないのでそこは勘違いしないように。
再発と勘違いするパターンもあるようです。
見極めが重要ですね。
これで悪化してたら夏は生存不可能ですよ。
冬しか過ごせないではないか。
体温が落ち着けばまた普通に戻ります。
これで調子に乗ってまた熱くなってのループに入る人いませんか?
それくらいアクティブな方が私は心の健康にいいと思います。
夏に限らず運動中や入浴中に気を付けねばならないウートフ徴候ですが、自分の発現パターンを知れば対策は難しくない。
ここは個人差が大きい部分なのが分かりにくいです。
脱髄の範囲や数が関係してるかもしれないがどうなんでしょうかね。
ともかく身体を冷やすための対策は常に持っておかないといけませんね。
人に頼るのも大事だが、己の身は己で守れ!
最終的にはそうなります。
ということで気を付けましょう。
ではまた