食べ歩きまくる難病アトピー性脊髄炎ブログ(Atopic Transverse Myelitis Intractable Disease Blog)

指定難病アトピー性脊髄炎ですがアクティブに過ごします。主なテーマは『病気』『ラーメン』『ウォーキング』の食べ歩き雑記ブログです。

「スペイン風邪のパンデミックを経験した人類ならばコロナウイルス流行も余裕なのでは?」ということでどれくらいヤバかったかを軽く紹介する。身近なインフルエンザも本気を出したらこうなるんだよ!気を付けろ!

こんにちは
コロナコロナとうんざりしている指定難病アトピー性脊髄炎患者のそれなぁんです。

私だけではないはずです。
それはコロナによる自粛云々に対してではなく、過剰に不安を煽るような感じがとてもモヤモヤする。

それくらいが対応としては正しいのだとは思います。

現時点において、全世界で1000万人近くが感染して既に50万人弱が死亡していますしまさにパンデミックが起きているので恐ろしい病とは思うが…

世の中上には上がいる訳で、スペイン風邪の流行から考えればそこまで恐れるものでもないように感じてしまいます。

まだどうなるかはわからんがな!?(念押し)


私もコロナで重症化するリスクが高い人間だが別に普段から恐れたりはしていない。

かかる人はかかるし死ぬ人は死ぬ。
当たり前だがそういうことです。

誰も死にたくて死ぬんじゃないから仕方ない。


ということで今回はスペイン風邪のパンデミックについて軽く紹介させてもらいます。

言葉は聞いたことある人多いですかね。

スペインかぜ(Spanish influenza)とは?

風邪と言ってるがこれはA型インフルエンザウイルスによるパンデミックです。

ちょうど第一次世界大戦中(1918~1920年頃)に流行し、諸説あるようだが感染者は6億人と言われています。

そしてそのうち5000万人近くの人が亡くなったようです。
一億という話もあるが…

戦時中で情報統制があったことを考えると実際はもっと多かった可能性は高いように思えますね。

色々調べてみると流行した最初の年には平均寿命が10年以上下がった国もあるとかとんでも話が沢山出てきます。

これがたった100年前の出来事なんですよ…


数字だけ聞いても物凄い数だが、実際どれくらいの規模だったのか?

当時の世界人口は20億人未満です。
約18億人程度でした。

今はもう70億人を越えてますよね?

割合で考えたら恐ろしい。
世界で三人に一人程度は感染したことになる。

スペインかぜが戦争の終結を早めたなんて話も聞いたことあるが、わりかし嘘でもなさそう…?

個人的に戦争とパンデミックのコンボでよく人類は滅びなかったなと感心するところです。

ホモサピエンスのしぶとさは皆さん嫌いなゴキブリにも負けてないと思います。
誇るべし!

この時流行したインフルエンザウイルスは「H1N1型の悪性変異種」ということで突然毒性の強いウイルスが出現したことによるものです。

皆さん大したことないと思っているであろうインフルエンザで過去にはこんな大惨事を巻き起こしているのです。
だから油断なりません!

豆知識として、このH1N1型のインフルエンザは2009年の新型インフルエンザと同じ株です。


生物と違ってウイルスは遺伝子の変化が桁違いに早いですから度々起こってしまうんですよね。
時代が変わろうと、いたちごっこは変わることないのでしょうね…


けどやはり新型コロナと同じような状況だったと言えるでしょうか?
パンデミックは基本そういうパターンが多いです。


日本での流行状況

勿論日本も例に漏れず流行して沢山の死者が出ました。

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「日本におけるスペインかぜの精密分析」より

これによると日本では20万人以上の人が亡くなってます。
当時の日本の人口はおよそ5600万人。

一回目の流行では2000万人以上が感染したということで、国民の四割くらいが感染したというとんでもないことです。

流石にそんな例は聞いたことない…
一部の地域で流行したりというパターンならありそうだが、こうなったら鎖国するしかないのでは?

そう思わざるを得ない。

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「日本におけるスペインかぜの精密分析」より

ただ、今回のコロナと大きく違うのは若年層の死者が目立っている部分です。

一番割合が高いのは残酷なことに赤子でした。
なんとも悲しいことです。

当時の衛生面もでしょうが、抗体がない即ち抵抗力がないので赤ちゃんは特に重症化しやすかったのでしょうか?

別に年齢関係なしに人が死ぬなんてひどいですけどね?
やはりなんか来る部分があるんですよ…

コロナは国内だと基本的に高齢者か免疫弱い人が中心ということであまり若い人の例は聞きませんね。

そういうのはどの病気にも言える共通点なので特段変わったことではありません。

とはいえここからさらに変異してさらに毒性を強める可能性もあるのでどうなるかは誰もわからない。
流行は何度か来るということは歴史的に見ても明らかですから用心するに越したことはありません。

逆に毒性が弱まるパターンを願うしかありませんな。


けれども戦時中で医療技術も大したことない時代にこれだけの被害があったが、大日本帝国はこれを乗り越えたのです。

それを考えれば今のコロナによる流行はまだまだと言える。
少なくとも日本においては!

一日50人とかで騒いでますが、世界トップレベルの人口密度の東京でこの程度ですよ?

いつものインフルエンザでは誰も自粛云々言わないのに、そこが非常に不思議でならない。

せめて数百人くらい出てから騒いで欲しい…

けどオーバーに言っておく方が後々の対応もやりやすいだろうから仕方ないこととも言える。

例えば東日本大震災の前はマグニチュード9.0の予測なんてほぼしてなかったのに、今では南海トラフと言い超巨大地震の予測だらけである。

変な話です!

しかし世界で見れば一日で数万人というレベルで増えてる所もありますし、スペイン風邪に劣らずの勢いにも見えます。

コロナは危険ということは変わりない。

まだまだ収束に時間がかかるしこれからどこまで感染者が増えるか?

歴史に残るパンデミックであろうが果たしてどうなるんでしょうね?

今は情報の取得と拡散が昔とは桁違いに楽で早いですから、歴史の教訓を少しでも活かして対応していきたいですね。


いい時代に生まれたことを感謝しましょう!

ちなみに何でスペイン風邪なんて呼ばれ方なのか?

当時のスペインは中立国で特に情報統制がされていなかった為に報道されていたからということです。

戦争中だから変なニュースは隠されてしまうのです。
もし日本が中立だったら「にっぽん風邪」なんて呼ばれてたかもしれませんね。

それはそれで不名誉か?


ではまた

参考資料

東京健安研セ年報 56, 369-374, 2005
日本におけるスペインかぜの精密分析