食べ歩きまくる難病アトピー性脊髄炎ブログ( Intractable Disease Atopic Transverse Myelitis Blog)

年間3000km以上ウォーキング(リハビリ)して沢山食べて生きている難病患者です。主に希少難病の存在や経過、散歩やラーメン類について語る!

日本の代表的毒ヘビであるニホンマムシに遭遇!捕獲したので軽く紹介。小さいながらもずんぐりしたフォルムと三角頭はカッコいいけど危険…

こんにちは
難病人もとい生き物ハンターのそれなぁんと申します。

ようやく退屈な森の放浪が報われて歓喜の舞が止まらない状態です。

こういうことがあるから森の探索は楽しい。


真夏とは言え私は外に出て常に生き物を探しているような人間ですが、会いたくても会えないやつがいます。

蛇です!

会いたくて会いたくて震える日々を過ごす。

何故こうも遭遇しないのか??

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こういう環境ならば間違いなくいるだろうということでいつも近くの森をうろついてるのです。


そんな私がついに!今年初、もとい人生初のマムシを捕まえるという快挙を成し遂げてしまった…(大袈裟)

ということで日本の毒ヘビの顔と言っても過言ではない存在のマムシについて紹介したいと思う。
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尚危険なので見つけても手を出さない方がいいです。
今回は緊張感ある戦いだった…

ここ数年で一番緊張した、冗談抜きでね!
噛まれたら痛いでは済みませんから…



ニホンマムシとは何ぞや?

分類を細かく言うとこんな感じです。

動物界 Animalia 脊索動物門 Chordata 脊椎動物亜門 Vertebrata 爬虫綱 Reptilia 有鱗目 Squamata ヘビ亜目 Serpentes クサリヘビ科 Viperidae マムシ亜科 Crotalinae > マムシ属 Gloydius  ニホンマムシ Gloydius blomhoffii

ようするにマムシです。


日本で見られる毒蛇と言うとハブ、ヤマカガシ、マムシが挙げられますかね。

沖縄だとハブが有名ですか、本州でよく見られる毒蛇となるとヤマカガシかマムシに絞られます。
見た目もそれぞれ特徴的なので判別は難しくないです。

幼体だと模様が違ったりするので他のヘビと間違うということもありそうですが、成体は姿や形で一目で分かります。


大きさは50~60cm程度でした。
これで成体ということで結構小さいです。

アオダイショウとかシマヘビなら1m以上の個体も珍しくないので大きさからまず分かりやすい。

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捕まえる時はほぼ逃げの一手という感じで攻撃されることはありませんでした。

お手本のようなS字走行!

なので素早い動きの割にスピードがそうでもないのが少し面白かった。
おかげで捕まえやすかったぜ!

ビビって五分くらいずっと格闘してたけど…

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鱗模様は茶色と黒の斑模様!

ちょっと高級感ありそうな感じです。
マムシのアクセサリーとかどうなんだろうね?


触感はスベスベぷにぷにしてて気持ちいい!
アオダイショウやジムグリと同じ感触です。

一度は体験してほしいですね。
病みつきになりますよ?

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この三角頭も特徴的です。

身近に見られるヘビはまるっこい形をしてるのが多いのです。

なんというか、強そうな見た目してます。


あとは目付き!

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つぶらな瞳ではなく、ワニのようなまさに爬虫類!という目をしてます。

こういうカッコいい目付きをしてるヘビを見るのも珍しいことでした。

本当に運が良かった!


威嚇はガラガラヘビみたいに?

私捕まえてみて初めて知ったのだが、尻尾を震わせて威嚇するようです。

音は鳴らないが、まさにガラガラヘビの如く!

目の前に指を持っていくと噛みつこうとしてきます。
おっかない存在であることに変わりはない。


あと相変わらず臭い匂いを出すので触った後少し後悔します。

普通に水洗いでは落ちない臭い!
最も厄介な部分です。


エンカウントしない方法は?

さて、ざっと触れあった感想を述べたが普通の人なら思うでしょう。

遭遇したくないと!

毒蛇なんてそりゃそうよね。


見た目から分かるかもしれませんが、落ち葉や土の上にいると本当に分かりません。

ヘビは臆病なので近付いたらすぐ逃げるのですが、マムシは蜷局を巻いてじっとしていることも多いようで…

踏んづけて噛まれるというパターンが安定コースのようです。


下手したら死にます。
現に何人も犠牲者がいますから!


もし噛まれたらなるべく早く、落ち着いて病院に向かいましょう。
興奮すると毒の巡りが早くなるので禁物です。


実際そうなったらパニックでそれどころではないかもしれませんね。



出来る限りヘビのいそうな場所を通らないのは勿論だが、草むらを進むときはわざと音を立てるのが良いです。

向こうに存在を知らせれば離れていく個体もいるでしょう。

少なくとも向こうから襲ってくる可能性はありません。


見た目小さいからと言って侮ってはいけません。

酒に漬け込まれてる憐れなマムシしか見たことない人は特に注意すべし!(笑)

生で見るとやはり違います。


ということで個人的にはいくらでも会いたいが、危険な存在であることには変わりないので見かけたら手を出さないようにしましょう!

反面教師になれれば幸いです。


私は懲りずにヘビを見つけたら絶対捕まえるスタイルは崩しません!

ではまた