こんにちは
蛇好きの病人それなぁんです。
家の近所ではまず見かけることのない生き物がヘビです。
奴らと触れ合うためには森へと足を運ばねばなりません。
幸い市民の森が近くにあるが、それでも沢山いるわけではありません。
行っても見つかるかは運次第。
田舎に行けば腐るほどいるだろうに、本当に市街地はそういう意味ではつまらない。
そんな土地柄でも意外と種類がいるもので、私のブログでは既に四種類のヘビを披露したことがあります。
そしてこの度また新顔をお披露目することができました。
日本で最も身近な毒ヘビをご紹介!
それがこいつ、ヤマカガシです!
この鮮やかな色だけですぐ分かります。
見かけたことがあるという人は多いはず!
特に田園地帯とか水際にはよく出没するかと思います。
泳いでる姿もチラホラ見かけます。
今回はこのキュート&デンジャラスなヤマカガシちゃんを軽く紹介していきたい。
こいつは珍しい物ではないが、特定動物なので飼育は禁止されてます。
一時的な保護等を目的の場合は届け出を出さないといけない。
その時点で危険な生き物であるというのは少し感じてもらえるかもしれません。
私も捕まえる時はかなり緊張感持ってました。
あぁ怖かった…
今ではよく知られた毒ヘビだが、実は毒があると分かったのは50年くらい前のこと。
ヤマカガシの毒牙は奥にあるので、軽く咬まれても毒を注入されることはない。
ガッツリ咬まれた人が死亡したことで発覚したというそんな経緯があります。
そして面倒なことに血清を保管している場所が国内に一ヶ所だか二ヶ所だかしかない。
咬まれてもすぐに血清を打てないので近付かない方が吉。
真似しないようにしてください。
そしてもう一つ面白いのが、首の頸腺からも毒を出せるということ。
この毒は好物のヒキガエルの毒を溜め込んで使うというエコな生き物です。
再利用するの偉い!
逆に言うとヒキガエルが生息しない地域のヤマカガシはその毒を持っていないということになります。
面白くないですか?
ちなみに私は特に毒を出されたりはしてません。
ヒキガエルを見かけないからそもそも出せるのか?
謎である。
大きさは1m少し越えるくらいが普通。
私が捕まえたのは小さめでしたね。
ヤマカガシは日本に広く生息してますが、南西諸島や北海道にはいないようです。
そして少し厄介なのが地域によって模様が違う部分です!
私の住む関東圏はとても分かりやすい見た目ですが、西日本では黒色だったり青みがかっていたりとするらしい…
宮城で捕まえたのも見慣れた模様でしたね~。
ともかく違う色してるからヤマカガシではないだろうと捕まえたりして噛まれたりするともしかしたら…
とんでもないことになるかもしれませんので要注意を。
可愛くても毒ヘビですから!
たまにこういう模様の巨大な芋虫見かけたことあります。
明らかにヤバイというのは見た目でも教えてくれたりするからまだ親切設計と言えなくもない?
こいつは比較的大人しい性格のようで、捕まえる時も逃げの一手でした。
首を上げて少し威嚇っぽい動きもしたが攻撃は全くされませんでした。
シマヘビとは真逆ですね。
最近は大人しいと言われるアオダイショウにも攻撃されまくってましたから新鮮!w
少し腕に巻き付いてきたが全然力も感じなかった。
もしかしたら諦めの境地に入りやすいとか?
全体像はこんな感じ。
やはり美しいと思う。
首を掴んでると抜け出そうとたまに踠くが基本大人しい。
目の前に木の枝を持ってつついても噛みつく素振りすら見せません。
昔はヤマカガシを振り回したりしたが、我ながら命知らずだと反省。
怒ったら流石にヤバイよね。
結構目が大きいですね。
漫画の中に出てきそうな?
女性は目が大きい人に憧れを持ちがちな気がするが、いかがですかね?w
ヘビに対してそう思う人は結構な爬虫類マニアくらいでしょうか?
私とかなり気が合うと思います。
触った感触は意外とザラザラしてます。
特に身体に対して垂直に撫でるとゴツゴツみたいな不思議な音がするんです。
多分目を閉じて触ったら生き物とは思えないような、そんな感じ。
種類によって肌触りが全然違うのも面白い部分ですかね~。
ヘビソムリエとか興味あるわ。
裏側はスベスベで気持ちいいのです。
ひんやりしてて、ヘビは比較的触り心地良いのですよ。
嫌いな人には知るよしもない。
そういえばヘビがよく出す臭い液の臭いはしなかったです。
ヤマカガシは出さないのか?
それとも警戒心が薄いのか、よくわからんが助かりました。
あの臭いは結構キツいので苦手です。
生臭いの嫌い。
という感じで私が身体を張って捕まえたので軽く紹介しました。
やはり好きなものについてはいくらでも書ける気がします。
私を反面教師として見かけても近付かないようにしましょう。
これだから散歩は止められないってことよ。
ではまた