こんにちは
月200km以上歩かないと死んでしまうそれなぁんです。
入院中は流石に例外としたいが、今のところ余裕にクリアできております。
しかし、そんな縛りを作るとなると歩いていて楽しいと思える場所がないとキツいものがあります。
私的に散歩していて楽しいと思いやすいスポットの一つは川沿いでしょうかね。
景色の変化もそうですし、生き物がいると尚良し。
四季により見せる顔が変わるのも魅力!
そんな川沿いを歩いていて皆さん恐らく見たことあるけど意味を知らないと思われるあの標示についての話題です。
ということで皆さんにお聞きしましょう。
貴方の家の近くの川は「一級河川」?、「二級河川」?それとも「準用河川」?
私も幾度となく見てきた言葉だが意味は知らない。
散歩して見つけた地味な発見と疑問、それについて少し調べてみました。
近所にある「恩田川」は一級河川です。
横浜市内を流れています。
鶴見川系の何てことない普通の川です。
何処にでもありそうなつまらない川です。
一級と言うととりあえず二級よりは優れているのか?
そんなイメージは沸くのだが…
何せ近場の川は殆ど一級河川なのです。
多分二級河川よりも一級河川の方が見たことあると思う。
つまり言葉の有り難みというか、そういうものは一切感じません。
恩田川を写してみた。
見た目もこの通り、普通過ぎる川です。
お世辞にも綺麗とは言えない。
こんな川でも一級なのだから二級とか何なのよ?
溝川か何かですか?
そんなことを思ってしまいます。
ということで国土交通省のホームページに詳しく載ってたので今回の参考にさせてもらいました。
一級河川と二級河川の違いとは?
そもそも河川というのは幾つもの小さな川が合流を繰り返すことにより大きくなっていきます。
このまとまりを「水系」という単位で呼ばれているのです。
この水系の管理は1965年に施行された「河川法」によって行われています。
そのなかでも国土保全上、国民経済上で重要な水系であり、政令指定されたものを「一級水系」と呼びます。
そのなかで国土交通大臣が指定した河川を「一級河川」と呼ぶのだそうです。
日本全国におおよそ14000ヶ所あります。
「二級河川」は一級水系以外で公共の利害に重要であり、都道府県知事が指定した河川のことを指します。
こっちはおおよそ7000ヶ所あります。
さらには市町村長が指定する「準用河川」というのもあるようです。
誰が定めるかの違いのようだが、上の人が指定する所はつまりそれだけ重要な水脈であるということですかね。
これだけ見れば規模が大きい小さいはそんなに関係はないと捉えることができます。
身体で言うなら動脈みたいなものかと勝手にイメージしてます。
とりあえず何か重要な役割を果たしている川だということが分かりました。
一級河川と二級河川は併存しない!
先にも話したように私の近所の川は全部一級河川でした。
しかしそれは当たり前のことのようです。
一級河川と二級河川はそもそも水系が違うからです。
一級河川である「鶴見川」、その分流である「恩田川」、その恩田川に流れる「梅田川」
これらは同じ水系なので勿論同じ等級になるということになります。
近くの川が一級ならその近くも自然と一級になるという認識でも良さそうです。
見た目がどうとか全く関係ないわけですね。
何せ梅田川はこんなにも小さい!
しかも工事で川と呼んでいいのかすら怪しい感じになってしまいました。
近くには川辺の生き物を守ろうなんて看板もありましたが…
これは金と時間をかけた高度なギャグということでよいのかな?(笑)
けど一級河川の方が大規模な傾向にはあるらしい…
何とも微妙な話です。
ちなみに埼玉と滋賀には二級河川がないらしいです。
そういう場所もあるんだな~。
川を見直すきっかけになるかも?
色んな所を歩いているとやはり川は避けて通れないスポットではあるが、この一級河川や二級河川の意味を知るだけで何となく見方が変わりました。
鶴見川は確か水質的に結構汚い分類だった気がするが、何で一級なのかと思ったりもしました。
けれども国民経済上重要であるならばやはり綺麗であってほしいと思いますし、綺麗な方が国土保全上にも良いはずです。
下水を処理した水も川に放流する訳ですし、そう考えると一見私達にはあまり関係ないように思えるがそうではない。
多分皆さんも少しは近所の川の見え方が変わったのでは?
お散歩してるとこういう豆知識を知る機会が増えて悪くない。
何が言いたいのかというと、散歩は最高だぞ!
ということです。
ではまた