こんにちは
年間3000km歩く難病人のそれなぁんです。
何も歩こうと思って歩いている訳ではありません。
結果が勝手に付いてきてるだけです。
さて、散歩をする場所を選ぶあたって最も簡単なのは遊歩道みたいな場所を探すことです。
コースも決まってるし基本車が通れないようになっているので歩きやすいので特徴でしょうか。
道も不安定ではないことが多く整備されているので近場にそういうコースがあるならば是非利用すべきだと思います。
今回紹介するのは横浜駅から程近い場所にある遊歩道です。
「東横フラワー緑道」でございます。
以前東急東横線が走っていた地上ルートを再活用した場所なので廃線跡と言っても良いと思います。
十数分あれば普通に歩ける長さなので軽い気持ちで行けます。
東横フラワー緑道を全区間ただ歩く!
東神奈川から横浜までの線路沿いには国道1号線が通っているのですが、そこを歩いていると途中謎の遊歩道が見えてきます。
東横線の反町駅方面の標識がありますが、これが東横フラワー緑道の始まりの場所です。
2006年に一部区間が開通され、最終的に2011年に全区間開通されたらしい。
結構最近出来たばかりの散歩道です。
見かけは本当になんてことない歩道なのだが、ここを以前電車が走っていたと考えるとなんだか感慨深い気持ちになる可能性があります。
私は思い入れがないので特に何も思いません。
確かに以前は桜木町駅にも東横線が来てましたし、地上を通っていた頃を一応知ってはいるのですが…
しばらく行かないうちにいつの間にか廃線になり、地下ルートに変更されていたという感じですね。
けど見る限りそれなりに利用している人は多いですね。
乗り物関係は禁止されてるのでとても歩きやすそうです。
横浜駅辺りはどうしても人が多くなりがちなのでこういう歩行者のオアシス的な場所はかなり貴重です。
ルートはこんな感じです。
おおよそ1.4kmの道のりで東白楽駅付近まで繋がっている感じです。
途中反町駅も通るので結構便利なルートだと思います。
東横線が走っていた場所そのまんま再利用しているので昔からの東横線を知っている人には是非来てもらいたい場所ですかね。
地図から見ると横浜側の最寄りは京急の神奈川駅のようですね。
そこから行くのも横浜駅から行くも、どちらでも近いので都合の良い場所から向かいましょう。
ということでちんたら歩いて行くとします!
忙しなく歩く必要がない有り難みを感じますね。
線路の残りが所々保存されていますね。
桜木町付近でも廃線跡が遊歩道に転用されてますが、ここもまさに同じように活用されています。
ただ土地だけが残って空き地になるよりは断然良いことだと思います。
フラワー緑道というだけあって側面には基本植物が植えられています。
ごく普通の種類が殆どだが沢山の種類の植物が観られるのでそういうのが好きな人にもオススメできますね。
高島山トンネルを通る
しばらく緩やかな坂道を上ると途中にゲートがあってトンネルが見えてきました。
この遊歩道の目玉と言えるのかは微妙だがどうせ歩くならばトンネル通りたくなりません?
ということで高島山トンネルに入ります!
トンネルもそのまま利用しているのか?
幅が少し狭いように感じますが…
この遊歩道はいくつかの区間に分けて順次開通されているのですが、最後に開通されたのがこのトンネルということです。
雨が降ってもここなら心配なさそうです。
ゲリラ豪雨が起きても大丈夫かな。
勾配になってるから水がたまる心配はありません。
ちなみにトンネルだけは夜には施錠されて入れなくなるのでご注意を。
歩くならば夕方までには通るようにしましょうね。
トンネルというのは個人的に少し苦手な場所でして、夜でも昼でもあまり問題ないのだが…
以前真夜中に横須賀市~横浜市区間を歩いていた時に連続したトンネルが想像以上に怖くて、その記憶がこびりついてます。
真夜中のトンネルは何故か怖い!
心霊とか全く信じてなくても怖い!
ここは何も負の歴史がある訳ではないので気にする必要はないのですけどね~。
夜は通行禁止ということである意味では救いの措置と言えるかも?
反町駅付近を通過していく
トンネルは200mもないので直ぐに通り抜けられます。
通り抜けたらまた同じような歩道になります。
植物にそれぞれ名前の看板が立てられていて分かりやすいのですが…
紫陽花の所にトウガラシの看板が立てられていてびっくりしました。
「私がアジサイと思っていた植物は実はトウガラシだった…?」
危うく世界が引っくり返る所だったが、まあそんな訳ありませんよね。
手前に植えられてるのがトウガラシなのかな?
植物に疎いとその辺も分からんが、きっとそうに違いない!
私の人生にはどちらだろうと関係ないので深く考えるのを止めることにしました。
思考を放棄することはあまりよろしくないので、反面教師としてお役に立てれば幸いです。
トンネルを抜けてすぐに反町駅に到着します。
エレベーターがあるので連絡も楽です。
途中ベンチも多くて休む場所には困りません。
外でお昼を食べている人達がいて、私も真似したくなりました。
多分一味くらい美味しく感じられるんだろうな~。
私はここで一旦離脱します。
目的のラーメン屋があるので、そこでお昼を食べてまた先へ進むことにします。
だからベンチでお昼なんて食べられないということです。
ということで暫ししてから戻ってきました。
反町駅前の歩道橋を渡ったら今度は住宅街に入ります。
もうこの辺は何て事はない完全な住宅街のど真ん中を突っ切る形になっています。
けど真ん中には地下を通っている東横線の換気口と思われる物が幾つもあります。
やはりこの真下を通っているらしく、たまに轟音も聞こえてきます。
昔の地上ルートだとかなりうるさかったんじゃないですかね??
地下化されてかなり快適になったのではと思うのですが、沿線住民の感想が気になるとこです。
この東横フラワー緑道という名前は公募で決められたんですね。
確かに名前通りそのままを体現しているような遊歩道だと思います。
こんな何もない空き地みたいな場所になったりと前半と後半で顔が変わるのは面白い部分かもしれません。
まあ正直面白い景色があるという場所ではないが、背景を少し知っているか否かでその辺はかなり感じ方が変わりそうです。
近くの公園までの距離やカロリーが書いてあったりするので運動拠点としても結構優秀かもしれません。
地図を見る限り色々公園も多いので、そこも含めてのお散歩をすれば結構な距離稼げると思います。
空き地を過ぎて緩やかな坂道を行けばついにここで東横線と合流できます。
ここから地下化されているんだとよく分かりました。
昔の東横線を知っていればおそらく5割増で楽しめたのかな~?
そんなことを思いました。
もうあと少しで終わりなので本当に通しで歩いてもあっという間です。
せせらぎで下水処理の凄さを学べる
そしてこの辺は急にせせらぎが出てきます。
結構暑い日だったので見てるだけで何となく涼しげに感じますね。
この水は下水処理場で綺麗にされた水を使っているということです。
水再生センターや浄化センター等色んな名前があるけど、全部下水処理場の事なので豆知識として覚えておくと良いです。
最近はトイレの洗浄水だったり、色んな所で処理水の有効利用がされていたりします。
勿論臭い臭いはしません。
下水がここまで綺麗にされているということがよく学べる良いシステムです。
このくらいに綺麗にされた水が川に放流されているのです。
言うまでもなく飲料には適さない質ですが…
けど目の前の鳩は注意書に目も暮れず、堂々と水浴びして全身浸かってました。
こんな恐ろしいこと、とても私には出来ません。
そこらのヤンキー以上にヤンキーしていますね。
ある意味見直しました。
こういうせせらぎであるあるなのが、トンボがよく翔んでるんですよね。
卵の産み場所を探しているのだろうか?
ここで卵産んでも未来はないぞと忠告してやりたいが、勿論そんな言葉が彼等に届くことはありません。
もうあらゆる生き物が生息できるくらいの水辺として整備するしかないでしょうね。
東白楽駅付近にてこの遊歩道は終わり!
歩く前は意外と距離あるのかと思いきや、全くそんなこともなかったですね。
この距離でわざわざ電車に乗るのは逆に割高だなと思うくらいです。
知らない人に言っておくとこの辺りはラーメン屋がかなり多かったりするのでそこを目的に行くがてら、お散歩するというのはかなりオススメできます。
評判の良いお店が多い地帯なのでラーメンと散歩が好きな人とっては色々と都合が良かったりします。
ということで人混みは嫌いだけどのんびりお散歩したいという人は一度訪れてみると良いです。
ちなみにこの日は7km程度歩いてます。
東神奈川~東横フラワー緑道~白楽というルートを通ればそれくらいの距離になるということですね。
この調子だと今年も3000kmは余裕かも…?
やり過ぎても怖いので素直に喜べないが、そこは調整しながら行こうと思います。
リハビリはきつくなければリハビリにならんということで頑張ります。
ではまた