こんにちは
指定難病アトピー性脊髄炎(Atopic Myelitis)の食べ歩きブログをやっているそれなぁんです。
最近一日に長距離を歩く機会がなかったので日帰り旅みたいなことをしてきました。
マジキチお散歩をやりたくてもやる時間があまりないんです。
少しでも良いリハビリテーションになることを願って…
さて、世の中には「三大〇〇」みたいな物があります。
何となく3つで一括りにする風潮があるような気がします。
今回私が行ってきたのは「日本三大清流」の一つです。
皆さんご存知でしょうか?
高知県の「四万十川」、岐阜の「長良川」、そして静岡の「柿田川」が言われています。
私は四万十川以外は歩いた経験があります。
今回は静岡の三島にある「柿田川公園」へ行ってきました。
伊豆三島エリアはジオパークが沢山あって見所が多いようです。
日本三大清流というと日本の秘境的場所にあるイメージが付いてしまうが、なんと首都圏から気軽に行ける場所に実は存在しているのです。
新幹線を使えばあっと言う間!
ということで美しい水に癒やされたい人には是非オススメしておきたいスポットです。
首都圏からほど近い清流「柿田川公園」を歩く
最寄りはJR東海三島駅です。
東海道新幹線を使えば新横浜から30分程度で着きます。
あっという間過ぎてもう少し新幹線に揺られたかったですね。
各駅停車のこだま号が基本になるが、スマートexとか使えば安く行けます。
ここから東海バスを使えば柿田川まですぐですが、私の移動手段の辞書にバスは基本ありません。
勿論歩きにきたので歩いて向かいます!
〒411-0907 静岡県駿東郡清水町
グーグルマップを見ながら徒歩20分程度で到着しました。
名水百選の湧水群でもあるこちらはまさに三大清流に相応しい場所です。
国道沿いにこんな場所があるのが面白い。
こんな所に湧水があるのか疑わしいくらいです。
公園自体はそんなに大きくないのでゆっくり周っても時間はそんなにかかりません。
だからここだけを目的にすると時間を余らせてしまうと思います。
伊豆半島ジオパークはあちこちに沢山あるのでそのうちの一つとしてお散歩するのが良いです。
柿田川は全長わずか1.2km程度で、日本一短い一級河川でもあるようです。
けどその全てが富士山からの湧水!
それで川を形成しているのだから相当量であることは想像に難くないかと思います。
国指定の天然記念物にも指定されています。
ということでまずはすぐ近くに湧水スポットがあるのでそこへ行きます。
平日だからかなり空いていて快適でした。
やはり観光は平日に限る!
第一展望台、第二展望台
まずは一番上流側にある第一展望台へ行きます。
湧水の形成過程等もしっかり学ぶことが出来ます。
やはり富士山は偉大であると思った。(小並感)
いつか噴火で痛い目に遭うことは確定だが、それまでは恵みを堪能しておくに限ります。
温泉とかも同じですかね。
まずは第一展望台です。
ここが最も上流側に位置します。
あちこちから湧水が出ているのが分かります。
砂が舞い上がって水が吹き出ている様子が分かりました。
せせらぎの音と透明な水、とても癒やされます。
私の知っている川ではない。
濁りが皆無で鯉もいません。
多分このまま直飲みできるんじゃないか??
それくらいに綺麗です!
なんか生き物っぽいのがユラユラしていたが遠くて分からなかったです。
鮎の産卵も見られるようなので時期を合わせれば凄い光景が見られそうです。
これだけ綺麗な水だから生き物も集まるわけですね。
ここの湧水は一日120万トンも湧き出ているようです。
桁が違いますね。
この辺の水道水はやはり美味しいのかな〜?
お米も美味しく炊けるのかなと想像してしまいます。
続いて第二展望台です。
こちらには柿田川でも最も有名と思われるスポットがあります。
この青い井戸!
これがよく柿田川の看板として出てくるかと思います。
沖縄や瀬戸内海のようなオーシャンブルーです。
これが川の水なんて信じられますか?
やはり底から湧き出ているのが見えました。
以前来たときも感動したが、やはり今回も感動具合は変わらずです。
頭からダイビングしたくなるが我慢です。
こういう綺麗な所で泳ぎたいという欲が…
勿論そんなことしたら終わるのでやりません。
この二箇所の展望台で一つの見所です。
けど、見所はまだまだあります。
更に公園を散策していきます。
全国の清水町の記念樹が植えられています。
京都の貴船神社の分社があります。
神社には詳しくないのでどういう縁があるのか分かりませんが、意外な繋がりですかね。
ここからはより湧水と距離が近くなる場所になります。
湧水広場、八つ橋
湧水広場は所謂せせらぎ広場みたいな場所で夏は子供達で賑わう場所のようです。
今は水もほぼ流れていませんが、以前来たときはちゃんと流れてたと思います。
そしてメインの散策路的な存在が八つ橋です。
川沿いの景色を存分に楽しめる場所です。
距離はそんなにないですが、ここで黄昏れたかったです。
とてもリラックスできました。
柿田川は水深が浅いですが、それでも透明度はやはり桁違いですね。
水草も鮮明に見えます。
八つ橋の先は住宅街か駐車場に繋がっています。
つまり散策はここまで!
だから実際に行くと想像より小さいということが分かります。
素晴らしい場所なだけに物足りなさも感じてしまうのが正直な所です。
付近の植物も色々咲いてるので四季によって色んな景色が楽しめそうですね。
駐車場方面に行くとそこにはお土産、休憩処があります。
付近に飲食店やモールもあるので不便はないが、公園内で食事を済ませることもできますね。
水汲み場もあってボトルを持っていけば飲水も困りません!
私も汲みたかったけど、沢山ボトルを持っている人がいたので私は遠慮しておきました。
柿田川名物は豆腐らしい。
お豆腐アイスが売ってます。
綺麗な水だからこその名物ということだろうか。
アイスは前食べたことあったようななかったような…?
記憶が曖昧です。
一応これで公園内の散策は終了になります。
ですが、もっと柿田川を感じたい人にはもう一箇所行ってもらいたい場所があります。
それで柿田川を最後まで満喫できたと言えるでしょう!
眼鏡橋まで行くことがオススメ!
公園を出て下流側に行くと眼鏡橋という場所があります。
ここも柿田川の美しさをより感じられる場所かと思うので少し遠いですが行くことをオススメします。
早めの桜だったが綺麗な川と並ぶと絵になります。
水の透明度はこっちの方が分かりやすいかな?
古い橋が眼鏡状のアーチになっているのでそれが由来っぽい?
柿田川の激流を感じられる唯一の場所です。
真っ青な川なんて中々見られる場所ではありません。
実は川沿いには降りることが出来ます!
より近くに行けるのでオススメしておきたい所です。
貴重な生き物の住処になっているようです。
こういう場所はしっかり守っていきたいですね。
市民でもないけどそう思います。
川の激しい音と水草の揺らぎも美しいです。
日本三大清流は伊達ではなかった。
川沿いには少しゴミが捨てられていたが、ここは尚更目立ちますね。
ツクシが生えてました。
なんか凄い久しぶりに見た気がします。
少し水位が上がると水没してしまいそうです。
足元も悪いのでまったり出来る場所ではないが、余裕があれば来て損は無いと思います!
ちなみに階段がかなり急なのでそこは要注意です。
城の階段みたいです。
落ちたら痛いでは済まないでしょう。
その後柿田川の周りを一周するようにしてまた入り口に戻ってきました。
ゆっくり滞在して2時間半程度にはなったかな?
公園内だけなら一時間ちょっともあれば十分廻れます。
ということでまた私は三島駅まで歩いて帰りました。
総合的に見ればかなりの距離歩きました。
おそらく15km程度でしょうか。
散歩コースには絶好なルートでしたね。
関東からも身近ですぐ行ける日本三大清流!
是非天気の良い日に足を運んでもらいたいですね。
ではまた