こんにちは
指定難病アトピー性脊髄炎(Atopic Myelitis)の食べ歩きブログをやっているそれなぁんです。
現在毎月300km以上のペースでウォーキングしている私ですが、久しぶりに長距離ウォーキングこと「マジキチお散歩」を実施しました。
前回は「小田原~横浜間」でしたかな?
たまにはお散歩で身体を限界近くまで追い込んで、己の病状を把握するためにやっているものです。
趣味の一環だと思われる人もいるが、あんなの無駄にキツイだけのリハビリはそんなにやりたくありません。
そこまでのマゾではありません!
観光もできないし時間の余裕もない。
折角他所の土地に来ても勿体無いだけです。
それでも続けてるのはやはり「固い信念」あるからこそなのだろうか…
ともかく、とても有意義なウォーキングになりました。
名古屋から米原まで70kmウォーキング一日目
ということで久しぶりの超長距離のお散歩!
今回のコースはちょっと趣向を変えました。
やるに当たって何処を歩こうか悩んだのですが、とりあえず東日本から出ようという発想で今回は西へ参りました。
とりあえず新幹線ですぐ行ける名古屋出発に決めて、そこからは距離で目的地を決めました。
コースの紹介
Googleマップより
名古屋~米原までを2日間かけて歩くコース!
おおよそ70kmの距離です。
愛知県から滋賀県へ歩くことにしました。
直接向かうと約67kmということだったのだが、見知らぬ土地で分かりにくい道を行くのはリスクがでかい。
そこでちょうど半分の距離に「快活CLUB 大垣店」があったのでそこを経由して行くことにしました。
つまり一日目は名古屋~大垣、二日目で米原へ行くという感じです。
岐阜県は足を踏み入れたことすらない土地です。
それを歩いて行くなんて、今回はロマンが溢れるお散歩になりそうだ…
Googleマップより
一日目のルートはこちら。
七時間半程度の散歩道です。
当然これはノンストップ計算なので、実際はもっともっとかかります。
道は基本県道、国道、東海道新幹線沿いを進むようなコースなので全く土地勘のない私でも行ける!…はず。
問題は熱中症とウートフ徴候くらいですかね?
あとは己と体力を信じて突き進むだけです。
ということで前日に名古屋入りして翌日スタート!
名古屋駅から清洲城まで
ということでまずは宿から名古屋駅まで歩かないといけません。
「ウェルビー栄」から徒歩20分程度で名古屋駅まで行けます。
まさか、名古屋のオフィス街の通勤風景を歩くことになるなんて…
私は仕事ではないが、これからやることは仕事より過酷な物という確信があります。
何度も経験してきましたが、これは逃れようのない事実らしい…
名古屋駅に到着!
この駅ビル「JRセントラルタワーズ」はかなり立派な存在です。
流石は中部地方最大都市なだけあります。
9:20頃からいよいよ長旅のスタートです。
とりあえず駅前の「名駅通」をしばし進んで行きます。
「豊田産業技術記念館」がありました。
そうだ、愛知県と言えば「トヨタ」を思い浮かべる人もいるでしょうか。
車自体に興味もないのだが、こういう寄り道をする時間と体力の余裕がないのが悲しいです。
こういうお散歩でいったい幾つの観光スポットを見逃してきたのか…。
とりあえず知らない土地を歩く時に重要なのは電車の存在です。
駅とかあれば補給もできるし、地図で道の確認もしやすい。
しばし歩くと「栄生駅」に到着です。
とりあえずまだ大丈夫だが、これから暫し先になると駅も見かけなくなるのだろうか?
岐阜に向かうのが怖いです。
「栄生街道」を進むと名鉄病院前に行くのだが…
ここは駅と直結しており、面白い構造をしていると思いました。
それだけです。
名鉄と交差し、そのまま進むと川に突き当たります。
すぐ側には大通りがあるので合流しましょう。
「庄内川」を渡ります。
色々工事中のようです。
橋を渡ると「清須市」に入ります。
私は愛知県では「名古屋市」から出たことは恐らくないので、ここからは完全に未知の領域です。
新幹線からの景色しか見たことのない場所を、実際に自分の足で歩いていくのです!
フロンティア精神が沸いてきます。
「県道190号線」を暫く進んで行きます。
隣の市に入るだけでも意外と遠く疲れるものです。
大通りならばお店もコンビニも多いので何とかなります。
有難い!
標識も勿論重要な存在なのだが、全く知らない土地だと何も分からないという状態になります。
今、私はどこにいるのか?
それを手探りで把握しながら歩くしかないのです。
もう、後戻りも出来ないような場所まで来てるのですから!
しかし、色んな大きい工場があるのは流石工業都市という感じです。
キリンビール工場と言えば、個人的に「仙台工場」には何度か縁がありました。
レストランとかあるんですよね。
「織田信長」所縁の城「清洲城」の案内板が出てきました。
ちょうど素通りすることになりそうなので、ここでちょっと一休みがてら見ていきたいと思っていたのです。
途中「県道67号線」方面に左折すると、清洲城が見えてくるのですが…
もう、凄く地味!
広い近所の公園にそのまま天守閣建てたみたいな見た目はとても衝撃を受けました。
新幹線から一瞬見えるのは知ってたが…
「清洲城」を散策して一休みする
〒452-0932 愛知県清須市朝日城屋敷1−1
とりあえず近くで写真を撮ってみる。
意外と小さな天守閣です。
ちなみに私が入ってきたのは裏側みたいなもので、表側はちゃんと立派な造りになっていたのでご安心を!
とりあえず休憩がてら庭園の中に入ってみるとします。
天守閣も300円で見学出来るのだが、そこまでやろうとは思えず…
もう少し眺めが良さそうだったら良かったけどね。
かつて織田信長が居城としていた清洲城ですが、実際の姿や規模は分かっていないらしい。
これは平成元年に建てられた鉄筋コンクリート製の模擬天守だそうです。
天守側に美しい日本庭園がありました。
池に錦鯉!
見てるだけで何となく落ち着きます。
ここから撮ると、良い感じのお城に見えます。
駐車場側からの光景が衝撃過ぎて…
城はこうでないとね!
「五条川」に架かる「大手橋」からです。
目の前は東海道線や新幹線が轟音を立てて走っていきます。
このお散歩では良い目印ならぬ、耳印になろうかと思います。
電車の音が聞こえている間は迷う心配はない。
付近の見取り図です。
とりあえず橋を渡った所に休憩所があるのでそこで休みましょうかね。
Wi-Fiもあるようなので情報収集も出来ます。
「清須ふるさとのやかた」で一休みします。
この時点で暑さで参ってるところです。
ソーシャルディスタンスということでこんな張り紙がされてます。
死後400年以上も経ってるのにこんなに席を用意されてるなんて羨ましい限りです。
とりあえず飲み物買ってルートの確認等しておきます。
私はGoogleマップは移動中あまり使わないようにしてます。
城としては小さいけど、全体的に眺めるとやはりカッコいいもんです。
平日だったから人も疎らでしたね。
すぐ近くの「清須公園」に信長と「濃姫」の銅像があるらしい。
行ってみるとします。
この辺りから結構物静かな雰囲気があります。
都市部とお別れの予感です。
公園内に二人の銅像がありました。
信長の銅像は何処かで見たかもしれないけど、濃姫はたぶん初めてだろう。
濃姫は信長の妻ですが、名前の由来は「美濃(岐阜県)」から嫁いできたからとか!
つまり、今日の私は濃姫の里帰り代行という重大な使命を背負っているのです。
これは身が引き締まる思いです。
勿論、勝手にそう思ってるだけです。
これくらいで清洲城周辺の散策は終わりとしました。
先を急がねばなりませんね!
清洲城から岐阜県に入るまで
さて、この辺からは大通りから道は外れるが心配はありません。
基本東海道新幹線沿いを辿るルートになります。
遠回りで良いなら最悪それでゴールまでは基本何とかなります。
少し進むともう畑と田んぼの田舎道みたいな光景が広がります。
とても静かです!
それを凄まじい轟音の新幹線の音をBGMにひたすら歩くのです。
いや、BGMというよりBSE?
これだと違う意味になってしまうな。
名鉄線は色々分岐しているらしく、度々見かけます。
どういう路線なのか何も分かりません。
この辺は駅の周辺でもあまり賑わうような所ではないですね。
新幹線の高架下にはこんな水溜まりが沢山あります。
たまにでかい生き物の反応がありまして、どうやら亀とかいるようです。
人が近付くと全力で逃げていくのが見えました。
けど、ほとんど生き物の収穫はありませんでした。
たまにカエルを見かけたくらいです。
蛇とかいると思ったけど、会わなかったな~。
同じような景色の中を二時間とか歩くのはかなりしんどいです。
初めての土地でも逃れられぬ部分です。
新幹線にもいったい何度抜かされたのか??
私が必死に歩いた時間で多分広島辺りまでは行けるだろうな~。
偉大な存在ですよホントに。
もうお昼の時間もとうに過ぎた頃、昼食をどこで食べるか悩ましかったところに救いの神が舞い降りました。
ショッピングモールが見える!
ということで道から外れるけど背に腹は代えられぬ。
あそこでお昼ごはんを食べることにしました。
人生初の「スガキヤ」を堪能しましたとさ。
映画館もあるようなモールなので人もそれなりにいました。
普段は人混みなんて反吐が出るくらい嫌いだが、この日は頼もしく感じましたね。
ともかく、先を急ぎます。
新幹線の注意書きを見てみると「岐阜羽島保線所」という言葉が書いてあります。
今までずっと「名古屋保線所」という名称だったのに…
けどまだ岐阜県には到達してません。
愛知県の「稲沢市」という場所らしい。
私も今回の散歩で初めて聞いた市です。
けど、こういう変化があると少しの励みになるもんです。
何時間歩いたのか…
ここからいよいよ道が変わります。
「(株)後藤精密」付近の道を右折します。
これはGoogleマップで確認しないといけないポイントの一つです。
またしばし道なりに行きます。
住宅街を歩くのでかなり迷いやすくなりそう?
後はとりあえず岐阜県方向にちょっとずつ進んでいく。
右も左も分からん!
この辺は完全に勘でしたね。
けど、この道は「美濃路(県道136号線)」なのでまた暫く進んでいけば問題ありません。
ひたすら地味な住宅街を突き進む。
もう結構田舎の方に来ているという雰囲気はします。
この辺は確か一宮市だったか?
県境近くに来ている証拠ですね。
川沿いに来ました。
これはつまり、「木曽川」沿いにやってきたということです!
よく聞く川の名前ですわ。
これだけ大きな川を眺めるのは久しぶり?
開放的で風も気持ちいいです。
そんな木曽川を今から渡っていきます!
ここで「県道18号線」に入ります。
この大きな橋は「濃尾大橋」です。
巨大な川の巨大な橋を渡る、それだけで楽しいですね。
私以外誰もいなかったので、自由に写真を撮りながら渡りました。
さて、橋を渡りきるとついに岐阜県に入ります。
「岐阜県羽島市」に突入です。
新幹線でしか素通りしたことのない土地に、ついに徒歩で踏み込むのです。
私のお散歩の歴史に刻まれる瞬間でした。
それだけで謎の達成感がありますが、まだまだ道のりは遠い。
気を緩めたらおしまいです!
大垣のネカフェまで歩く
目的の「大垣」の文字も見えてきました。
早くネカフェに着いて休みたい!
それだけを糧に足を進めます。
もう結構足はキテます。
当然ですよね。
途中に快活CLUBを発見!
けど、ゴールはここではないのです。
正直ここでゴールにしたい気持ちだっだけど、二日目がキツくなるだけです。
何とか踏ん張る!
立派なカナヘビに遭遇!
捕まえられず…
こんなのに気を取られている場合ではないのですが…
つい本能的に手を出してしまいますね。
「岐阜羽島駅」前に到達!
名古屋から新幹線一駅分歩いてきました。
まだまだ先へ行きます。
けど、一駅分というと「小田原~新横浜」を歩いた時の方が遥かにキツかったな。
また東海道新幹線と合流してきました。
今回のウォーキングでは切っても切れない関係になります。
また橋を渡ることになりました。
ここは「羽島大橋」です!
日本三大清流の「長良川」を渡ります。
実はこの時そんな大層な川を渡っていることに気が付かず…
静岡の「柿田川」は行ったことあるので、これで二つ制覇しました。
残りは「四万十川」だが遠いです。
いつか行きたい…
迫力は先ほどの木曽川に劣るが、立派な川です。
蜘蛛が巣を畳んでいました。
こういうの眺めるのも実は好きです。
せっせと忙しそうにしているのを見ると、不思議とキモさが減ります。
暫く進むと不思議なオブジェのような物が!
あれは新幹線からも見た記憶があります。
「パナソニックソーラーアーク」というらしい。
日も暮れ始めた頃にようやく「大垣市」に入りました。
岐阜県は広いです。
というか、歩いてると日本でも広く感じます。
またまた橋を渡る!
ここまで来るともうお腹一杯です。
何事も程々にが一番です。
私のお散歩は真似しない方が身のためです。
「国道258号線」に合流すればゴールはすぐです。
ようやく、腰を落ち着ける!
この辺は見慣れた飲食店が沢山あって落ち着きます。
普段なら面白味も感じないが、今は有難いですね。
夕飯も困らない。
「快活CLUB 新大垣店」に到着!
19:00頃でしたかな。
長旅だったが、これでようやく行程の半分という恐ろしい事実!
翌日の方がキツくなる疑惑なのでちゃんとカラダを休めようと思います。
一日目は約37km歩きました。
まあほぼ予定通りくらいですね。
久しぶりのネカフェ宿泊を楽しみたいが、余裕はない…
もう少しゆとりが必要ですね。
ということで二日目に続きます。
ではまた