もう秋に入ってきましたかね~?
涼しくて快適になるのは結構なのですが、一番好きな夏の季節が終わるのはちょっと寂しい…
まあ冬以外は好きなので良いけどね。
まだ真夏日のところは沢山あるので本格的な秋を感じるのはもう少し先か?
北海道はもう雪降ってる場所もあるのにねぇ。
ということで午後にまた田園地帯をお散歩に行ってきました。
もう稲刈りを終えている所もありまして、秋になったのだと感じました。
とは言え以前紹介した『ナガコガネグモ』はまだわんさかおりまして、この辺りはまだ夏を思わせる感じ。
今回も何かいないかなと散歩してたらあらまびっくり!
で…でかい(°Д°)
なんと立派な『ジョロウグモ』を見つけました。
秋になるとどこにでもいるやつなので、皆さんもよくご存知かと思います。
家の窓とか開けたらこいつが巣を張ってたなんて経験はありませんかね?
最近よく見かけるようにはなりましたが、それでもまだ小さくて細いやつばかり。
お腹の模様もはっきりしないくらいのやつばかりなのですが…
今年見た中でダントツの大きさ!
流石にビビりました(・・;)
こいつ、絶対早生まれの早育ちだろうよ(笑)
ともかく、見つけてしまった以上このままでは帰れません。
近場から適当な木の棒を持ってきて捕まえるとする。
難なく成功しました。
この黄色と水色のお腹が特徴の大型の蜘蛛です。
これを美しいと捉えるか気持ち悪いと捉えるか…
大体後者でしょうか。
大きさはメスは30mmくらいになるのかな?
秋の女王とでも呼べそうな素晴らしい貫禄です。
少し下にはオスもちゃっかりいました。
昆虫とか大抵雌が大きくて雄が小さいパターン多いですからね。
大変ですな?
糸は黄色っぽいのが特徴で、太陽に照らされると黄金色に光り輝きます。
そう考えるとこいつの方が『コガネグモ』という名前に相応しい気がしなくもないが、あいつとは全く別の種類です。
時期も大きさも模様も巣の形も何もかも違いますからね?
結構間違われることが多いなんて聞きますが、私には全く理解できません。
遠目からでもすぐ見分けつきますわ( ´_ゝ`)
こいつの巣に背中から突っ込んだのは良い思い出。
久しぶりのハンドリング。
これで大きさが何となく伝わりますかね?
久しぶりなのもので恐る恐るでしたが、
結構大人しいタイプだったようです。
あっという間に腕と手が糸まみれ…
納豆の糸と思えば嫌悪感少なくて済みます。
歩くときは常に糸を放出しますからね。
住み処は勿論のこと、獲物を感知するセンサーになるし、捕獲道具にもなるし、道標にもなるし、命綱にもなるしで本当に万能な道具ですよ。
スパイダーマンも顔負けの応用力ですよ!
そしてプニプニでスベスベのお腹!
実はかなり触り心地良いの知らないでしょ?
この感触を知らないのは勿体ないよ~。
皆さん蜘蛛の印象は見た目が気持ち悪いという部分が一番大きいと思いますが、
巣作りしている場面を見たことありますか?
多分それを見ると少し見方が変わると思います。
こんな気持ち悪い色と見た目をしてるけど、仕事は繊細!
丁寧にゆっくりと作っている姿は見惚れますよ?
180°まではいかなくても、90°は印象が変わると思うね。
本当ですよ!
ちなみにジョロウグモは『JSTX-3』という毒性物質を持っています。
私も知ったのは意外と最近、数年前くらい。
神経伝達物質である『グルタミン酸』を阻害する効果があるようです。
となると痺れや麻痺でしょうか?
小学生の頃はそんなことも知るよしもなく、大量に捕獲して地獄絵図を作り出してたものです。
今も思い出したくない…
ですがこいつは毒グモというジャンルには入れられていないと思います。
というのも毒の量が少ないので咬まれても症状が出る程までになることがないから。
日本で毒グモと呼ばれるのはほんの僅か…
『セアカゴケグモ』とか『カバキコマチグモ』くらいか?
ガッツリ咬まれてガッツリ毒を注入されたらもしかしたら何か異変が起きるかもしれませんが…
ともかくあまり怖がる必要はないということです!
獲物を麻痺させる毒はみんな持ってるのでそう意味では全ての蜘蛛は毒グモと呼べる。
そもそも私元々麻痺と痺れありますから!\(^o^)/
噛まれても関係ねぇ!?
後日実際に噛まれましたが何ともありませんでした。
ただ普通に痛いのでわざとやるのはオススメしません。
カマキリの鎌くらい痛かった…
右手に移してみた。
時計もあっという間に糸まみれにされる!
これならもっと大きさが分かりやすいのではないだろうか?
ちょうどよい比較対象になりそうです。
みなさんの付けてる時計でイメージしてみてね。
しばらく観察してから逃がしました。
いや~良い出会いでした。
でかいショウリョウバッタも沢山いましたし、しばらくは散歩も楽しめそうな気がします。
でも久しぶりに蛇と戯れたいな~なんてね。
贅沢かな?
ではまた