こんにちは
下手物を愛する難病人それなぁんです。
小学生の頃から「皆が嫌いなものに耐性があれば強くね?」
そう思って色々捕まえたりしてたらこんな人間になりましたとさ…。
おかげで大人になった今でも蜘蛛やゴキブリを素手で捕まえられています。
鍛えておいた良かった!
さて、この日は近くの森を徘徊していたんです。
少し久し振りの森探検でした。
シダ植物に囲まれると原始林を冒険している気分になって面白いです。
実際はなんてことないただの市民の森なのだが…
そんな場所をリハビリがてら彷徨いていると、久し振りにこんなやつを見つけました。
コウガイビルという生き物です。
多分皆さんも見たことあると思います。
コウガイビルとはどんな生き物かを軽く語る
多分雨のあがった後のコンクリートとかにビローンとくっついている姿を見たことあるという人は多いのではないでしょうか?
茶色や黄土色の紐みたいに長いニュルニュルしたナメクジの仲間みたいな生き物です。
多分この表現で「あれかな?」と思ってくれる人がいると嬉しいです。
見た目のキモさに全振りしているようなやつです。
そう、こいつです。
まるで汁を吸いすぎたカップ麺の切れ端みたいな見た目をしているこいつの名前は「コウガイビル」という名前の生き物です。
というか見た目ほぼ二郎系の麺なんだよな。
混入しててもバレんぞ多分。
ニュルニュルしててヌメヌメしてて、嫌われる要素を詰め込んだかのような見た目をしています。
捕まえようかと思ったけど、変に手が汚れるのは嫌なので止めておきました。
私も久し振りに見つけたが、かなり長いですね。
頭を見てみると見事なハンマーヘッドをしてます。
シュモクザメと同じです。
こういうタイプは視野が広かったりするのだろうか?
視力が良いのかは分かりません。
動きは流石に鈍いが、意外と変幻自在に伸び縮みするのでそれがまた気持ち悪い。
名前的にヒルの一種と思われるだろうが、実はヒルの仲間ではありません。
なので血を吸ってくることもないので無害です。
こいつはプラナリアの仲間です。
あの幾つに切っても分裂再生する、ある意味最強の生き物です。
こいつも仲間なだけあって再生能力はかなり高いそうですね。
真っ二つに千切れば良かったと今更後悔してます。
外来種なので別に問題ないですよね?
まるで妖怪のような感じで通った道はヌメヌメしてます。
解釈一致で何よりです。
触ったら皮膚溶けるんじゃないかという謎のイメージがあるが別にそんなことはないです。
こう見るとナメクジの仲間にも見えなくもないか?
まあ人間と豚が遺伝子的に近かったりするので、もう見た目だけではその辺の判断はできませんね。
何より一番の特徴はこの長さ!
これだけ長い生き物はそんなにいないだろうというくらいに長いです。
大きいミミズとかムカデなんて比じゃないくらいのロングボディー!
私の腕と比べてみても何となく分かりますかね?
これでも身体が折り畳まれているのでまだ控えめの状態です。
身体をよい具合に伸ばしてくれたタイミングでおおよその長さを測ってみました。
踏んづけないように注意しながら…
これで靴に絡み付いてきたら問答無用で引きちぎっていたと思います。
私の靴は28cmなのでそれが1.5個分くらいでしょうか?
50cm前後の長さでしたね。
これでもまだ小さい方らしく、1mくらいの個体もいるのだとか?
いきなり見つけたらかなりびっくりすることでしょう。
人間には一応無害なのだが、ミミズとかを食べてしまうので土作りに関係する人達にとっては害虫扱いですかね。
端から見ればミミズと見た目何も変わらないけど、ミミズは益虫ですからね。
見かけによらず大したことのない存在です
久し振りの遭遇だったので10分くらい観察してたと思います。
こういうのはついまじまじと見たくなるものです。
怖いもの見たさに通じる部分です。
市民の森なので一応殺生は止めておきました。
このインパクトあるフォルムなのでどうしても苦手意識を持つ人は多いだろうが、正体を知ればなんてことありません。
マイマイガの幼虫と同じタイプですかね。
あのニャッキのモデル?愛らしい顔で可愛いマイマイガの幼虫と触れ合ったので紹介する。見た目に惑わされてはいけないということだが一応毛に注意! - 食べ歩きまくる難病アトピー性脊髄炎ブログ(Atopic Transverse Myelitis Intractable Disease Blog)
見かけヤバイけど別にそうでもないという生き物は沢山います。
その逆も然りなのでやはり知っているかどうかは大きいです。
もし見かけたらじっくり観察してみると面白いかも?
ではまた