食べ歩きまくる難病アトピー性脊髄炎ブログ( Intractable Disease Atopic Transverse Myelitis Blog)

年間3000km以上ウォーキング(リハビリ)して沢山食べて生きている難病患者です。主に希少難病の存在や経過、散歩やラーメン類について語る!

神経伝導検査は脱髄疾患持ちならば必ず通る道?ということで体験談を語る。痛いが水を得た魚のように跳ねる手を見るのは面白かったりする。痛いけどね!

こんにちは
アトピー性脊髄炎(Atopic Myelitis)歴三年目のそれなぁんです。

今のところ日本では唯一の難病ブログも二年目を越えたが、如何せん展開が驚く程なくて困りもんです。

人がいなければ当然の結果だな。


今回は苦手とする人が多いであろう「神経伝導検査」についての私の経験を基に色々話をしようと思います。

数回やったが、手短にやらないと中々キツいんだな~あれ。

結構痛い!神経伝導検査(Nerve Conduction Study:NCS)とは?

神経は中枢神経と末梢神経に分かれてますが、その神経の伝導度を検査するために行われてます。

ちゃんと神経に電気が流れているかを検査するだけです。


やることは簡単で手足に電流ビリビリさせるだけです。

その反応で脱髄や軸索の病変を診るということですね。

手足だけでなく、脊髄に病変があるのかも分かるので優れてます。


神経の世界は調べても全然理解できません。
全く嫌な世界に足を突っ込んでしまったな~…

神経の病気で厄介な部分は目に見えないところですね。
MRIでしかどうなっているのか目には分からないということです。

そもそも神経は実体が分からないから病気のイメージも持ちにくかったりする。



さて、神経難病持ちなら一度は経験することが多いであろう検査だと思います。

AM、MS、NNOSD、CIDP、CCPDだろうと皆やるはず!


そして検査の中でもこれが苦手という人が多いらしい。

私はそこまでではないが、気持ちは分かる。

身体に電気流して気分が良いなんて、マッサージのような都合の良い感じではいかないからです!

痛みを伴う検査です。

生粋のマゾならばもしかするかもしれないが、少なくとも私にはそういう気質はないらしい。

残念です。
世の中マゾが得するって私は悟りました。



この検査は手足に電極を付けてやるのですが、反応を診るために強さや間隔等を変えながら何回か電気を流します。

弱いのはなんてことないが、強いのは文字通り手足が跳び上がります。

もうビックンビックンですよ。

自分の手足ではないかのような、そんな錯覚に陥りそうになりました。

まるで水を得た魚のようにウキウキ跳ねているので、面白いと思わなくもないがそんなことを考えている余裕はない。

基本横になってやると思うので手は頑張らないと見えないですね。



バツッバツッ!
というリズムと共に何とも言えない痛みが襲ってくるのです。

文字通り電撃痛だが、アザを圧されたときの痛みと言うべきか?

我慢できないくらいの痛みとか、そういうのではないが長時間やられると結構メンタルに来そうです。


普段足の感覚が薄くて困るのに、痛みは正常に感じるのはたちが悪い。

それが健康なので良いことですが、こういう時だけ痛みが感じなければいいのになんて考えてしまいますね。


電気は一瞬流すだけで流しっぱなしはしないと思います。

私は電撃のタイミングに合わせて歯を食い縛り耐えました。
何回もやると慣れてくる不思議。

人間っていいな。



拷問器具でこういうのありそうだなと考えると、急に怖いものに見えてきます。

多分次入院したときもやるんだろうな~。
入院したときは一度は絶対やってる。

そう考えると少し萎えますね。


まあ、私が最も嫌いな首にカテーテル付ける瞬間よりは楽なのでまだマシではあります。

次はやることになるので心の準備を今のうちからしておこうかな。


とにかくこの検査をなるべく早く終わらせたいのならば、指示をよく聞いてリラックスして無心の境地でやるといいです。

最短記録を狙いに行く気持ちが結果的に楽にいけるかな?

というのが今のところの私の感想です。



検査というのはどうしても痛みを伴うものですし、注射とかもよく考えればかなりの痛みを感じるものです。

私の話を聞いて変に構える必要はありません。

必要悪ならぬ必要痛と考えればいいのです。


自分のためになるものならば我慢できます!

検査は入院中の暇潰し、と思って頑張って下さい。


ではまた